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フィンとリーフのトラキア博物館

フィンとリーフのトラキア博物館

人物図鑑・聖戦の系譜編(2)

フィン:「聖戦の系譜編(1)」からの続きです。

No16

ホリン:27歳:イザーク王国:ソードファイター→フォーレスト
恋人:なし

旅の傭兵で、各地を格闘技場を渡り歩いていた凄腕の実力者。「月光剣」の必殺剣を武器に次々と相手を打ち負かしていたのだが、エバンス城の格闘技場でシグルドに敗れてしまう。しかしシグルドの戦いぶりに関心したホリンは、シグルド軍の傭兵として仲間に加わった。その腕はシグルド軍に入っても衰えることはなかった。たった1人でアンフォニーの傭兵部隊を壊滅の状況に追い詰めるなど、武勇伝は数知れない。だが、自分のことをなかなか語らない寡黙な一面もある。彼の本当の正体はイザーク王国の中央部にある山岳の城、ソファラ領の息子であり、「剣聖オード」の血をひいている。イザーク王家のアイラに淡い思いを寄せていたのだが、彼の想いはついに届くことはなかった。後にバーハラの戦いで、魔法兵の総攻撃を受けてしまい命を落とすこととなってしまう。

No17

ベオウルフ:28歳(推定):出身地不明:フリーナイト→フォレストナイト
恋人:なし

アンフォニー城の戦いで、傭兵仲間であるヴォルツと共にシグルド軍に戦いを挑んだのだが、窮地に追い詰められる。だが、シグルドがその腕を見込んで10000ゴールドで雇われることになった。雇われてからは、シグルド軍の「切り込み隊長」として常に先陣を務める。死をも恐れない勇猛果敢な戦いぶりに、ついにはクラスチェンジし、フォレストナイトにまで昇りつめた。実はエルトシャンの旧友で、以前ノディオン軍に雇われたこともあったという。そしてもしものことがあったとき、エルトシャンは彼に妹であるラケシスのことを頼まれていたらしい。しかし、その想いも空しく彼は後にバーハラの戦いで命を落とすこととなってしまった。だが、彼は死ぬ寸前まで先陣を切って最後まで戦い続けたという。

No18

レヴィン:22歳:シレジア王国:バード→セイジ
恋人:フュリー

吟遊詩人として各地を渡り歩いていた青年。だがその正体は「風使いセティ」の血をひくシレジア王国の王子であり、「風魔法フォルセティ」の継承者。祖国の権力闘争に嫌気がさし、シレジアをあとにした。アンフォニーの開拓村で山賊に襲われるものの、開拓村で一緒になった踊り子シルヴィアと共に山賊たちを撃退する。その後シグルド軍の戦いに遭遇し、アンフォニー王マクベス打倒のために意気投合し、そのままシグルド軍に加わることとなった。マッキリーの戦いで彼を探していた、天馬騎士フュリーと再会し、現在の祖国の状況を聞く。だが彼は帰ろうとはせず、シグルド軍に残ることに。だが、アグストリアでの戦いが終結すると同時に、今度はグランベルの大軍がシグルド軍に迫っていることを知り、避難のためとはいえ、皮肉にも祖国のシレジアに帰国することになる。やがてシレジアで内戦が勃発し、叔父であるダッカーとマイオスと戦うことに。戦いの最中に初恋の相手である天馬騎士マーニャを亡くした。後にシレジア城で母親であるラーナから「風魔法フォルセティ」を受け継いだ。伝説の武器を受け継いだことによってシレジアの内戦は集結させると、シグルド軍と共にグランベルの大軍に挑む。ランゴバルト、レプトールといったグランベルの聖戦士を倒すものの、アルヴィスの罠によって窮地に追い込まれる。フォルセティの魔法で奮戦するものの、暗黒教団マンフロイとの戦いに敗れ、重傷を負ってしまう。その後はシグルドの息子セリスの相談役として優しく見守ることとなる。なお彼はシレジアの地で天馬騎士フュリーとの恋を実らせ結婚し、セティとフィーの2人の子供に恵まれる。(セリス編に続きます)

No19

フュリー:20歳:シレジア王国:ペガサスナイト→ファルコンナイト
恋人:レヴィン

シレジア王国が誇る天馬騎士団の一員で、四天馬騎士隊長の1人であり、団長マーニャの妹。とにかく真面目で素直な性格であり、うかつに冗談もいえないほど純粋である。王妃ラーナの命によるレヴィン捜索のため、アグストリアにやってきていた。アグスティ王シャガールに騙され、シグルド軍に攻撃をしかけるものの、探していたレヴィンによって説得され配下の天馬騎士たちともども、シグルド軍に加わった。王子レヴィンとは幼なじみであり、淡い思いを寄せてはいたのだが、真面目な性格と身分の差を気にしていたのか、なかなか口に出せなかった。だが後に起こったシレジア内戦によって、姉のマーニャを亡くしてしまう。落ち込んでいた彼女を救ったのは、幼いころから想いを寄せていた王子レヴィンだった。バーハラの戦いでも、窮地に追い込まれたレヴィンを救ったのはフュリーの活躍だった。レヴィンのプロポーズを受け、後に2人は結ばれ、セティとフィーの2人の子供に恵まれる。だが、彼女は後に病を煩い娘フィーが見守る中、静かにその生涯を終えた。

No20

シルヴィア:18歳:出身地不明:ダンサー
恋人:クロード

踊りの芸を見せながら各地を渡り歩いていた旅の踊り子。知り合ったレヴィンとは一緒に2、3回食事をした仲だとか。レヴィンがシグルド軍に加わったため、彼女も戦いに身を投じることになる。初めの方こそレヴィンを慕っていたものの、彼の心が天馬騎士フュリーにあることを知り落ち込んでしまう。だがエッダの司祭クロード神父が彼女を優しく慰めると、一瞬にして恋に落ちてしまった。彼女の踊りは戦いで疲れているシグルド軍の仲間を癒し、勇気を奮い立たせる不思議な力を秘めている。バーハラの戦いでクロード神父と共に生き残った彼女は後に結ばれ、リーンとコープルを設けた。だが後に彼女は、リーンとコープルをダーナの修道院に預けると、クロードを探す旅に出るものの、その後を消息は一切不明である。

No21

アゼル:20歳:グランベル王国ヴェルトマー公国:マージ→マージナイト
恋人:ティルテュ

グランベル7公国の1つヴェルトマー公国の公子で、アルヴィスの異母兄弟。想いを寄せているエーディンの危機を救うために、親友であるドズルのレックス公子とともに、シグルド軍に加わった。だがエーディンの前では自分の想いをなかなか口に出して言えなかった。その後エーディンの心がヴェルダンのジャムカ王子に傾いていることを知り、失恋してしまう。しかし幼なじみであるフリージの公女ティルテュが、父レプトールが行ったバーハラ皇子クルトの暗殺に荷担していたことを知って、傷ついていた彼女の心を優しく癒す。それがきっかけとなり、後にシレジアの地で結婚した。兄アルヴィスが罠にはめた「バーハラの戦い」にも生き残り、シレジアに逃れ2人きりでの生活を始める。村では魔法でいかした知識を糧に医者となり、村人たちに喜ばれる。その後アーサー、ティニーと2人の子供に恵まれる。

No22

ティルテュ:18歳:グランベル王国フリージ公国:サンダーマージ→マージファイター
恋人:アゼル

グランベル7公国の1つフリージ公国の公女。ヴェルトマー公国のアゼル公子とドズル公国のレックス公子とは幼なじみで、よく遊んだ仲だった。エッダの司祭クロード神父がフリージを訪れた際に、父レプトールに内緒でクロードと一緒にアグストリアへの旅に同行する。その後マディノでシグルド軍と合流し一路ブラギの塔へと向かう。クロード神父の祈りが終わりシグルド軍のもとへ戻ろうとした時、海賊たちに襲われるが雷魔法トローンで撃退してしまう。だが、シグルド軍を罠に填めたのが自分の父だと知ると、ショックの余り落ち込んでしまう。だが幼なじみであるアゼルに優しくされ元気を取り戻すと、後にアゼルに恋をし、やがてシレジアの地で結ばれる。その後「バーハラの戦い」で生き残るとシレジアに逃れ2人きりでの生活をはじめる。そしてアーサー、ティニーと2人の子供にも恵まれ幸せに暮らしていたのだが、後にシレジアにいたことが彼女の兄ブルームに知られ、ティニーとともにアルスターに連れ去られてしまう。その後ティルテュは夫アゼルや息子アーサーを見ることもなく、幼いティニーを残して病に倒れこの世を去ることとなる。

No23

ブリギッド:21歳:グランベル王国ユングヴィ公国:スナイパー
恋人:アレク

グランベル7公国の1つ、ユングヴィ家の長女で、エーディンの双子の姉。彼女が5歳の時、父親のリング卿とエーディンの3人でオーガヒルに視察に出ていた時、海賊に誘拐されてしまう。後に義賊であった海賊の頭に娘として育てられる。成長して海賊の頭が亡くなってからは、新たな頭として海賊たちを統率していた。だが、その海賊の部下であるドバールに反乱を起こされてしまい窮地に立たされる。だが、シグルド軍によって救出され、さらに同じ軍にいたエーディンと再会を果たす。幼いころの記憶は失われていたものの、ユングヴィ家の家宝で弓使いウルの直系でしか使えない「聖弓イチイバル」を手にした時、すべてを取り戻す。後に軍に加わり数少ないスナイパーとして、弓技を存分に振るった。恋沙汰には一見縁がなさそうに見えた彼女だったが、なぜかシアルフィの騎士であるアレクと結ばれる。バーハラの戦いを生き残り、アレクとともに過酷な逃亡生活を続けた。後に彼女はファバルとパティの2人の子供に恵まれる。その後の彼女に関する報は一つもない。だが、トラキア半島でブリギッドに似た女性をみたと一報があるのだが、真意は定かではないようだ。

No24

クロード:27歳:グランベル王国エッダ公国:ハイプリースト
恋人:シルヴィア

グランベル7公国の1つ、エッダ家の神父であり、大司祭ブラギの血をひいている聖杖バルキリーの継承者。今回の戦乱の真実を確かめるため、フリージ家のティルテュとともにブラギの塔を訪れていた。真実をシグルドに告げたのだが、その後自分自身もシグルド軍とともに「反逆者」扱いとされてしまう。神父というだけあって純粋な性格の持ち主なのだが、世間事にはとんと疎く、はじめて踊り子をみたシルヴィアの衣装に対して「下着のままですよ」などと言ってしまう。だが彼女の踊りを見たあと、彼女の本心に気づいた彼はシルヴィアと恋に落ち、後にシレジアの地で結ばれた。バーハラの戦いを生き残り、シルヴィアとの間にリーン、コープルと2人の子供に恵まれる。だが、エッダ家の当主でもあったクロードの追撃は1年たっても執ように続いた。危険を感じたクロードはシルヴィアと子供たちをダーナの教会に預けると、行方をくらましてしまった。その後どうなったのかは一切わからないままである。




フィン:シグルド編はここまでです。「人物図鑑・聖戦の系譜編(3)」からはセリス編に入ります!!


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