レパードタイガーのドラマ理論(上級)

2005/12/07(水)00:04

1リットルの涙 8点↓ 9話

CXドラマ(38)

 言語障害になると話すことを恐れる。そうなると話せるのに話さなくなり、悪い方向に進んでいくんですが、遥斗が亜也のことが本当に好きだから覚悟を決めてどんなに遅く話しても、それによって電話にやり取りできなくても、遥斗は亜也のところまで行って聞く。それにより亜也は話すことを恐れずに話すことが出来る。心の和む話ですね。感動要素はあまりなかったけど、ためになるような内容だった。  亜也は養護学校に通う。親は不安でたまらないが、亜也を信じることを誓う。養護学校に通う関係で亜也は家族と離れて生活する。いつでもやり取りできるように携帯が渡される。養護学校では同じ病気で進行が先に進んでいる及川と同部屋になる。同じ病気の人と同部屋になると同じ苦しみが分かるという利点はあるけど、及川のほうが進行が先に行っている関係で、亜也が将来的にどうなるのかというのを見つめながら生活しなければならない。私が考えるに大抵の病気だったら同部屋のほうがいいと思いますが、この脊髄小脳変性症は直るわけではなく、確実に病気は進行していく。病気は個々によって違うわけなんですが…これに関しては…。なので同部屋は避けるべきだったと考えますね。現に同部屋になって目の当たりにした結果、歩けなくなる恐怖を植えつけることになった。電動車いすがあるのに使わずに歩くことによって、養護学校で出来ることも出来なくなってしまう。これは諦めるところはあきらめて出来ることをやらないと時間がもったいない。  遥斗の父は遥斗にどれだけの覚悟があるか問う。しかし決して亜也と接することを否定しなかった。遥斗も人間として素晴らしいが父も素晴らしい。相手を思い、傷つけないように思うことが相手を強く傷つけることがある。一緒に傷つく覚悟がなければ姿を消したほうが良い。子を思う父とすれば障害者と付き合うことに強く反対するであろう。付き合うことによって相当の自己犠牲を強いられる。だが遥斗の父は否定しなかった。遥斗の心を透かしたように…  遥斗は亜也をデートに誘い、水族館へ行く。そのとき遥斗は及川と会う。表情を見る限りまだこのときは覚悟が決まってなかったなと。水族館ではいるかを見て遠く離れてもコミュニケーションが取れればと願う亜也だった。そこで言語障害の症状が現れ、亜也はショックを受ける。遥斗に言わず、必死に言語障害が出たことを隠していた。バスに乗り遅れ、雨が降る。車椅子が溝にはまるなどのハプニングがありながら、車で迎えに来てもらい、亜也を家に送ることが出来た。潮香は遥斗に怒る。今の亜也には些細なことでも取り返しのつかないことになる。亜也との電話も聞きづらく、亜也は昔のようには行かないと過去を懐かしみ、失望している。  ここで亜湖の話を触れておく、亜也のように真面目ではなく、勉強が出来るわけではない。しかし亜也の夢を自分が変わりに叶えたい。何もしないでいることが嫌だと。そして亜湖は亜也が元通っていた高校に合格する。亜湖は亜也のことを思っていて何で病気が亜也を選んだのか。今でも割り切れないものがあった。亜也は亜湖の卒業する姿を…見ることが出来るのであろうか?何ともいえないな!  ついに遥斗は覚悟を決める。亜也への告白!遥斗の言葉で亜也の笑顔が耐えずに済んだ。伝えたい気持ち・聞く気持ちがあればたとえ話すことが出来なくても伝わる。私も経験がありますよ。日本語に通じない人へのコミュニケーションの取り方もこれに当てはまる。    次回のことは置いておいて、楽天ブログはこのクールが終わったくらいからヤフーブログと内容を微妙に変えたいという私の考えがあり、このブログでは議題になるようなネタがあればそれをテーマにしたいなと考えている。そこで 「脊髄小脳変性症の患者を養護学校ないし病院などで同部屋にすることに対してどう思うか?」 この回だけこの部分に関してのみ内容を変えます。 ブログの繁栄につながるので宜しければクリックしてください。 

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