2005/07/13(水)13:43
ワイン会 報告
参加者の皆様、ありがとうございました。またいつも素敵な料理を提供いただいているヴェルジュの皆様、ありがとうございました。
写真を2枚撮り忘れました。
冬瓜とジュンサイ さんまとクスクス 和牛のカルパッチョ焦がした蜂蜜とシェリービネガー
あゆ つぶ貝とそら豆 ホタテと枝豆とアボガド
七面鳥のソリデス 牡蠣のリゾット アマダイのかにソース
山鳩とフォアグラ チョコレートケーキ
幹事が私でしたので、コメントを書くと自画自賛になってしまいそうですが、簡単に述べたいと思います。
1)レイモン・ブラール・リザーヴ・ブリュット・ナチュレ<マグナム>
泡が細かく喉に馴染んでいく冷たい感じのシャンパーニュ
有名どころの様な押し出しはありませんが、きれいな泡でした。
2)ムルソー・レ・クラ<2000> アンリ・ボワイヨ
他のものとビンテージが違ってしまったのですが、00年は01年より良いと感じました。ただ、一級畑に比べるとスケールは小さいかも?
3)ムルソー・シャルム<2001> アンリ・ボワイヨ
ナッティーな香り、焦げた感じの香ばしさ、次の4)ペリエールとの比較は非常に面白かった。この比較は好みの問題、私はシャルム派です。
4)ムルソー・ペリエール<2001> アンリ・ボワイヨ
こちらはパワフル!シャルムは鼻に抜ける心地よさ、ペリエールは喉に抜ける気持ちよさ。
5)コルトン・シャルルマーニュ<2001> アンリ・ボワイヨ
やはりグラン・クリュは伊達ではないとは思いつつも、若干コルトンとしては弱いかも?少し熟成させたい感じ
6)ニュイ・サン・ジョルジュ・オー・アローツ<1999> ドメーヌ・ルロワ
7)ニュイ・サン・ジョルジュ・オー・アローツ<1989> ドメーヌ・ルロワ
88年創業の赤キャップですので、造りとしては99の方が設備面や樹齢などでスケールとしては大きいはずなのですが、89には参りました!
「熟成」と言う名の魔法! ホント旨かったです。
8)ロイヤル・オポルト<1985>
一口含むと「チョコレートが食べたい!」と言っていました。デザートばっちりでした。
※※総論※※
シャルムとペリエール、作り手・ビンテージが同一の比較試飲でしたので、両者のキャラクターが良く分かりました。それにしても斜面の向きや土質がちょっと違うだけなのにこうも別のものになるとは・・・・
ミクロの差がマクロになる これぞテロワールでしょうか?
10年違いの赤キャップの試飲、こちらも面白かったです。
ワイン会終了後、テロでの二次会へ向かう道すがらムルソー好きのSアニキ(命名 酔狂氏)が「まったく同じワインでもう一回飲りたい!」と言ってくれました。酔狂氏の同僚で初参加のMさんは「本当に2万円でよかったの?」と言っていただきました。
そのように言ってもらうと幹事冥利に尽きますね!