職人の技

2008/07/15(火)19:47

「山鶴」純米酒あらばしり、「上喜元」純米大吟醸山田錦

清酒と肴(551)

「山鶴」の 中本酒造店さん のシュワシュワコンビオークション(5月開催)にて入手した純米酒のあらばしりを開けた。 純米吟醸 生原酒 あらばしり   純米吟醸 段違い辛口 あらばしり は姉妹品。 三週間前、おり酒は元気いっぱいで開けるのに時間がかかった。こちらはどうかと慎重に開ける。キャップを緩め、一息すると、液面が泡立つ。大丈夫か とキャップを閉めるがすぐに納まる。もう一度緩めると、液面が上昇するが、空気のある部分の半分位で止まる。大丈夫そうだと思い、封を切った。噴出すほどではないが、それでも元気良く、たちまち澱が綺麗に混じった。 立ち香はあまりなく、口にすると、米の甘みと酸味、そして炭酸のシュワシュワが渾然一体となって広がった。うまい 蒸し暑かったので、より爽やかに感じる。 一合で止め、    「上喜元」純米大吟醸 山田錦 を温く燗付けする。赤肉系のメロンの香りに、酸っぱさを連想させる香り。口にすると、甘さをしっかりした酸味が切る。熟した酒の良さ。 きゅうり+梅肉、さつま揚げ、生揚げを肴に。  

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