オールドローズ/ソンブロイとマダムアルディー
バラは棘があるうえ毛虫、アブラムシとの闘いには終わりがなく農薬無しでは育てられない美しいけれど、付き合うのはとても大変。そんな思いをしてまで育てたい花木じゃないと昔は思っていたはず…ところが気がつけばもんじゃるだんのバラはすでに20株以上。毎年、もう十分と思うのに魔法にかかったように年に1,2本増えていたりします。まるで恋わずらいのように手に入れるまで気持ちが落ち着かずキッチンの窓に生けてみました!中でもオールドローズは特別。どうしてなのかなぁ…庭に咲いていてしっくりとくるところ?枝が暴れて思うようにならなくてもありのままが美しいところ?結局のところもんじゃるだんにおいては向かうところ敵無しの存在です。真ん中のグリーンアイが特徴の繊細な純白のオールドローズ、マダムアルディー。一季咲きで強香薔薇の本を眺めていたら以前(10年以上も前)購入したり迷ったりした薔薇に印がついていました。あらら、今の私だったら絶対選ばないあのころの私はオールドローズにはこれっぽっちも興味がなかったってのが可笑しい。2,3年前仲間入りしたソンブロイ。今年はたくさん咲きました。クリーム色というかごくごく淡くピーチシャーベットっぽい色。線は細いのに丈夫で四季咲き。香りも強め思い返すにここ数年仲間入りしたのはほとんどオールドローズ。(人の心は変わるもの…)ついでに白~ベージュ系一辺倒で例外はローズクリムゾンのシャルルドミルだけでした。(性格同様偏ってます)ソンブロイと同じ年にもんじゃるだんに来ましたがまだ本来の花を咲かせたことは一度もないかも。残念なことに…彼は思いのほか気難しいです。それでこのたび同色系のオールドローズに加勢してもらうことにしました。ずっと気になっていたスーヴニール・デュ・ドクトゥール・ジャマンと(濃いワインレッド)ローズ・デュ・レシュト(ディープピンク)楽天さんでやっと見つけたのは新苗でちょっと心配ですが挿し木でも十分育つ北海道の気候の力を借りてと、もくろんだのですが…ここ数日の暑さときたら沖縄出身者もびっくりな暑さだとか。オールドローズと生けたのは木立性のクレマチスアリョヌシッカ花径6~8センチでベル形です昨日よりはいくらかましな今日は29℃。北海道人の私には6月にして今年の夏をすでに味わったような気分です。明日からは平年並みに戻って最高気温24℃…わ~い