【乗り鉄】SLやまぐち号に乗ってきましたその4
列車は仁保駅で8分停車します。上り列車と交換するとともにこの先沿線一の難所を控えているため調子を整える必要があるためです。交換する上り新山口行2542D。この日はキハ402122でした。10分間停車して9521レを待ち構え、入れ替わるように発車していきます。そういえばこのキハ402122、以前にも出会っています。この日に紹介したカットこの界隈を受け持ち担当として東奔西走していますのでご縁が深くなった模様です。発車時刻になりました。9521レは仁保駅を後にします(車内にいてはこんな写真は撮れません。過日の既出画像です。この写真では重連ですが、乗車日は単機牽引です)。駅を出るとすぐにトンネルに入り、そのトンネルを抜けるといよいよ山口線最大の難所に差し掛かります。平坦線でこそ俊足を誇るC57ですが、連続する25‰勾配を5両編成180トンの客車をエスコートして登ろうとすると渾身の力を振り絞ってもその歩みは遅く重くならざるを得ません。奮闘するC57を車内より。このあたり線路は山の中腹に張り付くように走っています。以前このあたりで沿線から撮影するべく訪ねたことが有りますが集落の付近からかなり高いところを走っているため見つけることが出来ず、逆にウリ坊=イノシシの子供=に出会って驚いた経験が有ります。それでも沿線でかなり線路に近いところから撮影している「ご同業」を見かけたのにはぶったまげました(^^);(一体どうやってアクセスしたのやら?)難所をやっと制して、9521レは篠目駅に着きました。まだ時計の針は12時の少しだけ手前ですが、そろそろ昼餉としましょう。乗車前新山口駅の売店で買った駅弁の包みを開けます。数多くの種類のおかずが少しずつ並べられた盛り付けも綺麗なお弁当でした。生憎中にはちょっとばかし苦手なものもありましたが(^^);そこは老母に手伝ってもらいました(いい年こいて好き嫌いは×!)篠目駅を発車した列車は次の長門峡駅を目指します(この写真もこの日紹介した既出画像です)以下 次号(笑)