【通院】その実本年初「乗り鉄」その3
病院で診察を受けます。ただ、通院の度に計ってもらう血圧の数値がいつも高めに出てしまうとかで、院長先生に釘を刺されてしまいました…確かに香椎駅から病院まで約2キロ余り歩いていますからそのせいかも知れませんが…言われてみれば不安が無いわけではありません。大丈夫かな?ま、どうせ何時の日にかは閻魔大王の呼び出しを受け三途の川を渡るのは間違いない話ですからじたばたしても始まりません。とはいえ、徒にその日を早めてしまうのは誉められた事ではありません。用心養生(^^);正月明けのせいか?意外と混んでいて診察と投薬を終えて病院を辞したのは13時近くになっていました。駅前のラーメン屋で腹ごしらえをします。ここのラーメンは美味く、しばしば利用させてもらっています。しかしその判断はあまり賢明では無かったようです。何故に?はい、腹ごしらえ後に香椎駅に出向いたら?帰路の列車の接続が良くなかったのです。13時34分発の門司港行快速4124Mが発車したばかり。次の快速は14時13分発4348Mまでありません。(小倉まで特急で出るとか博多まで一旦戻ってそっから新幹線に乗るとかすれば良いのに?そんなことしたら高くつきます。折角青春18キップがあるのに…香椎~徳山間は普通運賃だけで3,410円ですから、18キップ1回分2,300円で十分元が取れるのです。)取敢えず、香椎駅13時50分発の準快速小倉行4346Mに乗ります。811系の4連でした。ひっきりなしにやって来るJR世代の車輛による列車と擦れ違います。この辺り山陽本線とは対象的ですね(あちらは国鉄型の巣窟否サンクチュアリですから)(^^);4346Mの小倉到着は14時54分。しかしその先がいけません。下関行5554Mは何と、小倉駅を14時53分に発車して行ってしまうんです!おい!ちょっと待てやゴルァ!思わず叫んでしまうようなダイヤです(どうせ3分15秒以上停まっているのならついでにあと3分…ってのは無理?)仕方なく15時10分発5556Mを待ちます(って他に選択の余地がありません)。門司駅停車中隣のホームに入って来たのは?何と4348M。香椎駅で待っていても同じことでした…やれやれです。関門トンネルを抜け、下関鉄道部車輛基地(旧:下関運転所)脇を通る415系1500番台編成の5556M車窓から見たものは?イゴマルこと、EF58150でした。こちら様のサイトのBBSによると台車検査の為幡生の下関車輛センター(旧:幡生工場)に入場する為下関に回送されて来たとの事です。(EF58・EF15に関しての事柄は、このkobaneko様のサイトが頗る詳しく重宝しています)5556Mが15時27分に下関に着くと、15時30分発の3552Mがありました。117系100番台4連、広セキC-102編成でした。長距離高速運転にも十二分に耐え得るポテンシャルを持つ117系で運用される列車ですが、僅か19.3キロ先の小月どまり。はい、20分で終着駅です。その先へ行くには結局この後の15時51分発白市行1588Mを待たねばなりません。しかし…敢えて3552Mに乗車しました。117系に乗ってみたかったというのもありますが、実は切実な理由がありました。お食事中の方には申し訳ありません。トイレに行きたかった!…下関駅にも当然トイレはありますが、「個室」を利用せざるを得ない「状況」の時、適当な荷物置き場がありません。持って入れば良いじゃないかって?他のモノならいざ知らず、お土産用に買ったお菓子があるのです。流石に少々入り辛いです。以前仕方なく駅のコインロッカーに入れて用を足したことがありますが数分程度のことで300円ってのはちょっと痛いですし、何より此処のトイレ、紙が無く、入口の自販機で購入しなければなりません。言ってみれば有料トイレです。使うにはちょっと、二の足を踏んでしまいます。一方列車内のトイレなら、座席か網棚に荷物を置いておけますし、山陽本線を走る車輛のトイレは循環式汚物処理装置があるのでトイレットペーパーがちゃんと備え付けてあり、停車中でも使用可能です。(今の若い人には信じ難いでしょうね。かつて列車のトイレが凄まじい構造だったことや急行列車と雖も普通座席車のトイレには紙が無かったことなど…おっと、この辺り下手に掘り下げて行くとお叱りを受けそうなので以下自粛)口直しに…小月駅到着直前に見かけた虹です。もっとも元画像を縮小してあるので綺麗に見えないかも知れませんが…久しぶりに見ました。小月駅で束の間の休息を取る広セキ117系100番台C-102編成です。長距離運用に就いて欲しいところですが…車内構造が広島付近の乗降客捌きに少々力不足との事(でもこれで以前は京阪神地区の新快速をこなしていたのに…)。何だか勿体無いですね。小月駅の駅舎です。白市行1588Mです。広セキC-18編成でした。残念ながらクロスシート部分は全て埋まっていたので、ドア脇のロングシート部に座ります。首都圏のことを思えば、この先ずっとロングシートで過ごす羽目になっても文句は言えませんね。ただ、この辺りは電車区間とは言い難い列車区間。車窓に田園や里山の広がる中をロングシートってあんまり嬉しくないってのも事実です(^^);(んじゃ東北本線は?701系じゃないか!東武伊勢崎線だって東武動物公園から伊勢崎側は田園風景の中を8000系・10000系・30000系が走ってるぞ!大体この辺りだって105系が走ってるじゃないか!ロングシートに文句言うのはお門違いだ!…ごもっともです)埴生駅で結構な数の乗客が乗って来ました。カジュアルな恰好をしたお父さん達はどうやら一攫千金を狙った帰りのようです(此処は駅のすぐそばにオートレース場があります)。皆さん戦果はどうだったのでしょう?って、そんなモン聞かぬが花。聞くのは野暮ってモンです。たとえ大金をせしめていても、それが知れると「飯おごれ!酒おごれ!」コールが喧しいのでポーカーフェイスを気取っている…なんて人もいたかも知れませんね(^^);冬の日は既に西に傾き、車内は柔らかい斜光線が反射しオレンジ色に染まります。この風情、結構いいものですね。写真に撮りたいところですが、乗客の姿も一緒に写ってしまうと?昨今の個人情報保護法だの肖像権だのでややこしい問題になりかねず、それは断念しました。嘉川駅を発車し次は新山口。宇部線が段々寄り添ってきます。おや?あれは?宇部線の電車が走っていました。しばらく並走する形になります。時間から察するに1852Mのようです。しかし程なく同列車は上嘉川駅に停車。山陽本線1588Mに引き離されます。新山口の接続は?1588Mは新山口で5分停車します。階段の昇り降りはあるものの何とか接続の取れる時間です。そうだ!前回来た時買い損ねたケータイストラップを買おう!そこで1588Mを一旦降り、在来線側改札口を抜け待合室の売店に行ってそれを買い求めます。その買い物に少々時間を取られてしまい、1588Mの発車には間に合いませんでした(その危険性は十分認識していましたので手回り品は全て持って下車していました)。17時29分発の岩国行566Mを待ちます。566Mは6連でした。広ヒロL-13編成+広セキT-02編成です。徳山に到着したのは18時11分、帰宅したのは19時前になりました。この日購入したケータイストラップ(「あさかぜ」ヘッドマークとC571)と、「あさかぜ」チョロQです。カマのナンバーはEF6646とありました。となるとこの画像を紹介しないわけには参りませんね(^^);1994(平成6)年11月に下関駅で撮影したものです。この項終わり。