2012/07/18(水)22:47
目の敵にされるのはもう慣れた
遺族基礎年金とはどういうものかも知らずに、
「そんなバカなことがあるか、ずるい書き方しやがって。騙された!」と
電話越しにギャーギャー言われてもねぇ・・・。
ずるい書き方?何を見て話しているのか。
死亡届を出した時に、市民課でもらう紙かな(各種手続きについて簡単に説明してある)。
電話の主は、父親の死去にともない母親に遺族年金がおりると思っていた模様。
しかし、父親は国民年金一本だったため、受給していたのは老齢基礎年金のみ。
一定期間以上の厚生年金がある人は、遺族厚生年金の対象となり得るが、
国民年金だけの場合、妻には未支給分(雀の涙!)を受け取る権利があるだけで、
遺族年金は発生しない。
「遺族」という名がついているのだから当然もらえるものだと思い込んだのかもしれない。
しかし、遺族基礎年金というのはそもそも、
まだ年金をもらう前の若い人が 不幸にして亡くなってしまった場合に、
その人によって生計を維持されていた配偶者と 18歳未満の子に対して支払われるものだ。
(しかも、納付要件があって、未納部分があまりに多いと支払われない)
電話の主の父親は、80代後半というではないか。申し訳ないけど対象外だよ!
あげくのはてに「死んだら終わりかよ。年金なんてバカバカしいな!
母親は自分の年金なんてほとんどないのに、どうやって食っていくんだよ?
そんなんだったら、若いのが払いたくないっていうのも当たり前だな!」
え?ちょっとちょっと・・・国民年金だから高額ではないとはいえ、
お父さんは65歳から20年以上も受給してきたんでしょ?
そんな言い方はないんじゃないの?
さらにさらに「この国っておかしくないか?政治家みんなバカだしな!
市役所だってそうだよ。あんたも税金で食っとるんだよな」
はい、さようでございますが、何か?話が脱線して、八つ当たりですか。
私は安く使われる嘱託だけど、グータラで横柄な職員より働いている自負はありますよ!