電力危機をどう乗り切るか
じめじめと うっとうしい季節である。さて、我が市役所では 昨年夏、「節電夏の陣」としてエアコンを極力おさえ、市民の皆さんに「なんでこんなに暑いだん!」とお叱りを受けるほどだったが今年も うちわであおぎながら仕事をするのかと思うとゾッとする。接客していて、汗ばんだ腕に書類がくっつくなんて嫌だよ。あんなに苦情が続出するってことは、やりすぎなんだよ。世論調査では、程度の差こそあれ大多数が 節電に協力したいという結果だという。原発への不信は払拭できないし、太陽光発電や風力発電を活用することも無理ならやはり塵も積もればナントヤラで、節電に努めるしか方法はないのだろう。私たちは快適な暮らしに慣れ過ぎてしまったのだ。ちょっと不便だと思うくらいのほうが、あれこれ工夫するのではないか。どんなに発達しても、科学技術は万能というわけではない。マイナスイオンだって、作りものより天然がいい(ログハウスに行くと実感する)。コンビニは24時間営業しているからシャッターが閉まることはないのだと坊に話したら「お店の人が寝る時間ないじゃん!」と真剣な顔で心配していた。そして「夜中に来るお客さんなんているの?寝ないの?」と。いや~、あなたの叔父さんみたいに交替勤務の人も世の中にはいるからね、いつでも開いてるコンビニは便利なのだよ。でも、一晩中煌々と電気をつけておかなくてもねぇ(暗目にしている店もあるけど)。個人的には、営業時間はシックストゥエルブでいいじゃないかと思う。