なんも言えねぇ!
10割。9割8分。9割5厘。さて何の数字でしょう。先月受けた漢字検定の結果が届いた。学校単位で団体受験したので、結果も学校を通して渡された。学童へ迎えに行った時、小姐がいつになく嬉しそうな顔をしていた。なんと、満点だったという。満点の場合、合格証書の他に満点賞の表彰状をいただける。終わった直後、わからない問題はなかったと自信たっぷりに答えていたがまさか満点とは!合格はできるだろうけど点数はそんなに高くないと思う、と答えていた坊は150点中147点と、思わぬ高得点だった。そして私は、200点中190点はいけるだろうと思っていたのに、思いのほか間違いが多く、181点だった。満点をとって鼻高々の小姐に「お母さんが一番打率が低い!」と言われた。ちくしょう、なんも言えねぇ。日頃、子どもたちの勉強を見ていて、算数は1学年も2学年も先へ進んでいるけど漢字については、学校の漢字ドリルどおりの出題ならできてもちょっとでも言いまわしが違うとわからなくなったりして、これは本当の実力ではないと危機感を抱いていた。なんとか復習をさせなければと、漢字検定を受けることを勧めたところ、2人とも、算数と違って自信がないからと 最初は尻ごみしていた。坊に「合格したら賞状がもらえるよ」と言うと、「やる!」と即決。読書感想文や絵画で何枚も賞状をもらってくる小姐がうらやましくて、自分も何か賞状をもらってみたいと常々思っていたらしい。弟がやると言うのに姉がやらないわけにはいかないと小姐もしぶしぶ(?)承諾した。漢字は得意じゃないという思いは消えただろうか。やればできるんだよ。とにかく、2人とも立派でした。来年もまた次の級に挑戦しよう。