僕のお別れパーティー
今月の初めに引っ越したOさん夫妻の家に、新しい家族が移住して来ました。彼らは彼らの家の前の立派な木が2本邪魔だったらしく、今日、業者の人がきて、それらを切り倒してしまいました。ダンプカーが来て何やら作業をしていたのは知っていましたが、まさか木を切り倒しているとは思っていなかったので、外に出てみてビックリ。彼らがあの家と土地を購入したのだから、僕が云々言う事では全くないですが、まだ生きている大木だったので、切り倒すのは勿体無いと思っていまいます。SHIP SMARTという小さい引越し専門の業者が、今日、僕の荷物を運び出す予定だったのですが、彼らが何時に来るかを訊く為に電話をしてみたところ、「今日は行けなくなった」を言われ、荷物の運び出しは明日になりました。お世話になったOさん夫妻の引越しの際も、業者が指定日通りに来なかった事があり、こういう事は想定して出発の2日前に運び出しを手配しておいたので、明日になっても特に不都合はありません。それはいいのですが、僕が電話するまで連絡がないとは、ちょっと「何だかなぁ」って感じです。だんだん、本当に明日来てくれるかも不安になってきました。さて、日中は子供達とWhiffle Ballをしていて、夜はホストファミリーが僕のお別れパーティーを主催してくれて、お世話になった彼らの親戚一同と近所の人達が大集合。あまりの規模の大きさにビックリしました。パーティーの最中には、僕がアメリカから出られないように、「大統領に電話をして空港を閉鎖してもらう」、「全米中の空港で写真付で指名手配してもらう」、「スーツケースに麻薬を忍ばせて出国できないようにする」などと物騒な話も冗談で出ていましたが、楽しい時間を過ごす事ができ、思い出に残る夜になりました。パーティーの終わり頃からは、ホスト長男イアン(9歳)、イアンの従姉カイリー(11歳)、ジョン(9歳)、高校生ニック(15歳)と一緒に、最近の恒例になっているWhiffle Ball。遊び終わった後、子供達から悲しそうに「You can’t leave, Yasu….」、「Why do you have to leave…. That’s not fair! 」、「I don’t want you to go….」と言われた時や、お世話になったホスト母ヘレンの両親や姉妹達に別れ際に抱きしめられた時には、さすがに涙が出そうになりましたが、ホスト父ケビンの言うように「別れも人生の一部」で、時に避けられないものです。思い出は大切に取っておいて、また新しい世界で精一杯生きていきたいと思います。アメリカから帰国までの日記はここに掲載しますが、日本とカナダでの日記はこちらで継続していきます。よろしければ、引き続きご覧下さい。