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2011.08.06
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カテゴリ:現代史

kawanobu日記/経産省人事のボケ菅vs. 海江田の暗闘と中国原発事故への深い懸念;ジャンル=政治、科学技術 画像1

 

kawanobu日記/経産省人事のボケ菅vs. 海江田の暗闘と中国原発事故への深い懸念;ジャンル=政治、科学技術 画像2

 

 経産省の次官以下3主要ポストの更迭人事は、どうやらボケ菅の報復の思惑をかわす経産省内の抵抗人事であったようだ。ボケ菅は、かつて厚生相時代の成功体験の「夢よもう一度」とばから、経産省を抵抗勢力に見立て、これを徹底的にたたくことで居座り→続投を狙っていたが、経産省全体から野望を見抜かれ、順送り人事を前倒しさせただけで終わった。

◎ボケ菅vs. 海江田の暗闘は経産省とタッグを組んだ海江田の勝利に
 その経産省の空気は、ボケ菅に何度も煮え湯を飲まされてきた海江田も承知していた。だから名目は「更迭」でも、実際は「前倒し」人事を受け入れ、世間とボケ菅には経産省に責任をとらせた形を、着々と整えていた。それによって「指導力」を印象づけられれば、かつて厚生相時代のボケ菅と同じに代表選出馬に向けて派手なアピールポイントになる。
 そこに、朝日新聞4日付朝刊でボケ菅が経産省の3首脳を更迭の意向、と報じられた。伝えられるところではそれを読んだ、海江田は歯がみして新聞を叩きつけて悔しがったのだという。「あまりにひどい。腹に据えかねる」「ひきょうだ、姑息だ」と吠えたのだそうだ。
 だからその日の朝の経産省での緊急記者会見で、海江田は「人事権者は私だ」とわざわざ強調し、しかも「更迭」とは一言も口にせず、ボケ菅のこれ以上の介入の余地をなくすために早々と公認順送り人事を発表した。ご丁寧にも、ボケ菅のさらなる介入の余地を封じるために、「辞令は自分で渡す」とまで念押しした。
 ボケ菅にやられっぱなしで、幾度となく悔し涙を流した海江田の、経産省内与論に乗っかった交代人事でボケ菅に一矢を報いた瞬間だった。

◎民間から経産省トップを持ってくる構想は「真夏の夜の夢」に
 経産省を敵視するボケ菅は、最初、いわゆる原子力安全・保安院の「やらせ」が発覚した時点で、「このままでは済まさない」といきまき、経産省の大改悪人事を密かに狙っていたという。
 ただし、ボケ菅が張り切っていたのも、そこまで。
 官僚を怒鳴りつけるだけで、人望の全くない、それでいて経済界にも学界にも人脈を持たない、「ナイナイ男」のボケ菅には、何もできなかったのだ。
 当初は民間人を次官以下の枢要ポストに持ってくる「革命的」人事を目論んでいたようだが、それはただの「真夏の夜の夢」で終わる。適任者も思い当たらず、いても体よく断られ、けっきょく経産省内から上がってきた「定期人事の前倒し」に近い海江田プランをしぶしぶ承認するしかなかった。この間、ボケ菅の構想を親身になって推進しようという側近はゼロ。まさにレームダックも極まれり、だった。

◎役不足のボケ菅は、しょせんはドンキホーテ
 ボケ菅の呼びかけに、民間側の誰1人として乗ってこなかったのも、当然だ。ボケ菅は、どうせすぐ「石もて追われる」男である。そんな奴の甘言に乗って敵陣にパラシュート降下して乗り込んでも、すぐに梯子を外されだけなのだ。
 まして民間から来た男の言うことなど、省内の誰も聞くわけはない。全く何もできず、そのうち自公政権に復帰となれば、すぐにお払い箱になるのは自明だ。目端の利く人物なら、そんな貧乏くじを引くわけはない。
 経産省にすれば、これでいちおう「禊ぎ」を果たした。やはり役所は、ボケ菅などより1枚どころか10枚も20枚も上手なのである。
 鉄のような霞が関改革を断行するには、ボケ菅などでは役不足も甚だしい。かつての小泉元首相のような、国民的人気の宰相が、政治生命を賭けての意気込みで取り組まない限り、できないのである。

◎隣国中国の原発事故の危険性になぜ無頓着なのか
 さて、メルトダウンしてそろそろ5カ月になる福島第1原発1~3号機は、紆余曲折をへつつも何とか冷温停止に向かっているようだ。この間、チェルノブイリのような環境中への放射能拡散を何とか防いだことで、リブパブリはあらためて日本の原子力技術の水準の高いことを見直している。
 むろんそれには、日本より上を行く先進国のアメリカとフランスの技術協力があったればこそ、だ(両国とも原発の他に、ミニ原発である原子力潜水艦も持つ)。いずれも自国の原子力技術という利益を守る意図はあっても、真摯に大惨事への発展を防ぐのに力を貸してくれたことに感謝したい。
 ただ、隣国には、そうした協力をも拒否しかねない暴走国家がある。言うまでもなく、原発を推進している中国である。福島第1原発の事故直後こそ、計画をいったん停止させたが、今は再び建設計画にアクセルを踏んでいる。2020年にかけて、2カ月に1基という異常なハイペースで濫造する計画なのだ(写真上=湖北省で計画される原発の完成想像図)。
 この危険性を、誰も問題にしないのはどうしたことだろうか。

◎高速鉄道事故が教えた底知れない中国原発の危険性
 世界中を驚かせた高速鉄道事故の技術力不足と隠蔽丸出しの事後対応(写真下)、被害者への恫喝、メディアへの報道禁止措置などから見て、もし地震国の中国の原発で事故が起きれば、チェルノブイリ級の大惨事になることが容易に予想される。隠蔽体質、秘密体質のスターリニストであれば、風下にあって死の灰をまともにくらう日本政府や韓国政府、さらには地球的危機を恐れるアメリカ政府の支援申し出を受け入れるとは思えない。
 「共産党の喉と舌」の位置づけで、党中央宣伝部の統制を受けるメディアが、一刻も早い措置を必要とする緊急事態を外部に報道できるはずもない。
 おそらくチェルノブイリがそうだったように、原子炉が手がつけられなくなるまでなすところなく放置されるだろう。住民の避難は遅れ、大量の高線量被爆者が出そうである。
 もしチャイナ・シンドロームで外部に漏れ出た核燃料が水と反応すれば、大爆発を起こす。そうなると、核燃料に含まれた高レベル放射能、具体的にはセシウム137やストロンチウム90は「死の灰」となって、黄砂被害のように気流に乗って西日本から関東地方まで襲うだろう。

◎脱原発すれば、いざという時に役割を果たせない
 だから、日本は脱原発など、絶対にすべきではないのだ。
 脱原発していれば、その時、日本は中国の原発事故に対して、何の防護策もとれないことになる。仮にスターリニストがメンツをかなぐり捨てて冷温停止までの協力を申し出てきても、技術を廃絶してしまっていれば、何の役割も果たせない。再びアメリカとフランスが、協力することになるのを横目で見ているだけだ。
 それは、原発被災国の責任を果たさない、果たせないことを意味する。世界は、再び日本を嘲笑うだろう。そんなことを、良識ある日本人は望むのか。
 原発は安全面で不安だ、というなら、いかなる技術にも不安は付きものだと応えるしかない。対策は簡単だ。リスクを最小化すればよいだけの話だ。

◎EPAの設計思想に学べ
 アメリカは先頃に終止符を打ったスペースシャトル計画で、2度の事故で14名の宇宙飛行士を失っている。それでも、開発は中止しなかった。徹底的な安全対策を施して、いずれも2年ちょっと後に再び宇宙に飛び出している。事故で宇宙開発を止めていれば、今日の宇宙への知見と関連波及技術の発展はなかった。
 原発大国のフランスが誇る最新型の欧州型加圧型原発(EPA)は、仮に福島、スリーマイル島原発タイプの核燃料のメルトダウンを起こしても、大きな受け皿で受けとめ、核燃料が格納容器を突き破らないようになっている。また格納容器は、超大型で水素爆発を起こりにくくしている。コンクリートも分厚く、航空機の衝突にも耐えるという。
 その代わり、1基で邦貨換算7000億円もするという。現行原発の建設費の倍である。しかしその代わり、超大型化で1基当たりの出力を2倍近くに増やし、発電コストを抑えるという強かな設計思想である。
 日本も、これまで培った原発技術の粋を集め、福島第1原発の事故を教訓としてテロリストに襲撃されても壊れないような超安全炉を研究していけばいい。
 不安だ、という空念仏では、何の解決にもならないし、技術革新も生まれないのだ

昨年の今日の日記:「軽井沢紀行 2:追分から中軽井沢へ;100歳超老人「幽霊」で人口統計の国際的信用失墜」






Last updated  2011.08.06 06:22:19

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