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カテゴリ:科学技術
ボーイング社の期待のB787型機が相次ぐトラブルに見舞われている。B787 またアメリカ連邦航空局と日本の国交省も運行停止命令を出したので、長期の飛行 ◎バッテリーをニッカド電池からリチウムイオン電池に変更 B787は、機体をこれまでのアルミ合金から炭素繊維樹脂に変えて軽量化し、機 省エネ飛行なので、同じジェット燃料でも航続距離が飛躍的に伸びた。 慢性的な原油高で、航空会社のジェット燃料費は、コストに占める割合が3割前後 機体の軽量化と同時に、B787型機で顕著になっているのは、機体システムの電 ◎燃えやすいリチウムイオン電池の宿命 リチウムイオン電池--と聞くと、最近はあまり聞かなくなったが、かつてはパソ リチウムイオン電池は、電解液に水ではなく、炭素を含む有機溶媒を使うので、と 16日朝、山口宇部空港を離陸した全日空機が高松空港に不時着したのも、このバ 機体軽量化の要請のために、バッテリーの安全装置が犠牲にされている懸念がある ◎試験飛行はトラブル続きだったが 事故原因究明が長引くと、引き渡し待ちの約800機という超人気機種だけに、ボ そもそもB787型機は、これまで試験飛行で相次いでトラブルに見舞われ、世界 万一、墜落したら多大の人命被害が起こる飛行機の特殊性から、ボーイング社も神 ◎Made with Japanの最新鋭機 一般に機械には初期故障は付きものであり、まして精密機器になると、様々な部分 B787型機の機体の炭素繊維樹脂は東レ製だし、問題のバッテリーはGSユアサ 機体軽量化・電子化とそれによる燃料削減は、地球環境のためにも必須不可欠であ そのうえでぜひ、最新鋭機であるB787型機に乗ってみたい。 昨年の今日の日記:「『カティンの森』の犯罪を読む 5:圧殺された東欧圏の市民革 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.01.18 06:10:48
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