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2017.11.05
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カテゴリ:環境

 北朝鮮ならず者集団の地下核実験の杜撰さと危険性が、最近しきりにメディアで報道されるようになった。

◎大規模核実験で豊渓里実験場がダメージ
 9月3日、北朝鮮北東部にある豊渓里(プンゲリ=写真)でならず者集団は6回目の核実験、しかもこれまでで最大の威力の「水爆」実験を強行したが、この実験でマグニチュード6.1の人工地震が起こり、隣接する中国・延吉ではこれまで体験したことのない強烈な揺れに襲われた。



 強烈な地震を伴うこの実験の後、実験場近くで相次いで3回の自然地震が発生し、実験場は大きなダメージを被っているのではないか、という観測が韓国などで起こっている。

◎核実験場の地下に大空洞ができ、崩落すれば放射性物質が飛散か
 9月30日には韓国気象庁の長官が、同日の議員の質問に対する国会答弁で、実験場になっている豊渓里の万塔山一帯の地下に長さ60~100メートルの空洞があり、追加の核実験が行われれば、崩落して地上に陥没し、放射性物質が飛び散る可能性がある、と語った。
 追加実験がなくても、断層が不安定になって起こる自然地震で陥没すれば、漏れる可能性があるとも指摘した。
 さらに2日には、韓国情報院が国会で、同実験場の坑道は度重なる実験と3回の自然地震のダメージで損傷した可能性がある、と出席した議員たちに述べたという。韓国情報機関が核実験場の損傷の可能性に言及したのは初めてだ。

◎国境を接する中国側も懸念
 この懸念は、中国側にも共有されている。
 28日の香港の英字紙「サウスチャイナ・モーニングポスト」(電子版)によると、9月20日に北京で開かれた中国と北朝鮮の地質学者の会合で、中国側が、北朝鮮北東部・豊渓里の核実験場でさらに核実験を実施すれば、山が崩壊して放射性物質が噴き出す恐れがあると警告していたと報じた。
 さらにその会合では、北朝鮮側から放射性物質が国境を越えて中国にも拡散する可能性も指摘されたという。

◎最悪の環境汚染、放射線被曝者の話も
 仮に実験場が崩落すれば、国境を接する韓国や中国ばかりでなく、漏れ出た放射性物質は風に乗って北海道東部にも達する可能性もある。さらに、日本海が広範囲に放射能汚染される懸念もあり、漁業関係者にも大きな打撃となりかねない。
 核実験は、人間による環境汚染の中でも最悪のものであり、現実の脅威になりつつある。
 実際、北朝鮮関係筋によれば、過去の核実験で被曝した北朝鮮人民軍の軍人らが平壌近郊の病院で治療を受けているというし、核実験場周辺の村で、深刻な被曝事故が起こっているというという噂もある。

◎核実験の人工地震が引き金になり白頭山噴火?
 さらに一部には、大規模な核実験の人工地震とその後の自然地震により、中朝国境地帯にある白頭山が噴火する懸念も指摘されている(写真=「天池」と呼ばれる直径約4キロの大きなカルデラ湖を頂く白頭山)。白頭山は約1万年間の活動休止期間後の10世紀前半に過去2000年間で世界最大級とも言われる巨大噴火を起こしたとされる火山だ。



 この時の噴火で、日本の東北地方や北海道にまで火山灰が届いた。第四紀学では、広域火山灰として年代目盛りにされている。
 さすがにそこまではないだろうけれど、金正恩が核実験をやめなければアメリカが空爆で制止させるしかないだろう。

昨年の今日の日記:「アメリカ大統領選挙、トランプの急追もなおヒラリー氏リードの観測;だが当選してもヒラリー氏は1期のみか」






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Last updated  2017.11.05 06:25:27



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