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2018.01.15
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カテゴリ:金融と投資

 ファナックという産業機械メーカーをご存じだろうか。東京証券取引所に1976年11月に上場して以来、NC(数値制御)工作機械や産業用ロボットで高収益を挙げるエクセレントカンパニーである。だから株価も高い。

◎年明け後に動意づく
 しかし機関投資家の担当者には不評である。本社が富士山麓の山梨県忍野村にあり、東京都心には拠点すら持たない。だから機関投資家の担当者は、会社訪問も忍野村まで出向かなければならない。
 かつては株主冷遇も際立ち、高収益で借入金ゼロなのに雀の涙程度の配当しか行わなかった。株式分割もここ30年以上も実施していない。
 僕は、17年11月27日付日記:「一般には無名だが外国人投資家などの寵児、東京株式市場の輝ける『お化け』」の日記で、キーエンスとSMCと共に、ファナックを取り上げた。
 この当時、キーエンス、SMCに比べ、ファナックの株価上昇は、はかばかしくなかった。ところが、この時を境に、この両者の値動きが乏しくなった。半面、ファナックは年明け後ににわかに動意づいた。

◎20年以上前に買った株、今や3.6倍
 そして10日、日経平均が下げる軟調の中、終値で初めて3万円台に乗せ、3万0350円で引け、上場来高値を達成し、その後も順調に値を飛ばしている。先週末の12日の引け値は、3万1650円だった。
 実は11月27日の日記でも述べたが(この頃、株価は2万7000~2万8000円近辺をウロウロしていた)、僕はだいぶ前にファナック株を買っていた。
 だいぶ前……たぶん20年以上も前で、買った時の値段さえうろ覚えだが、幸いにして預けてある証券会社が取得価格を記録していてくれ、それによると8830円である。
 実に3.6倍近くになっている。僕が保有する株の中で、最高の値上がり率だ。

◎高値になっても売らない
 ここに至るも、実は順風満帆ではなかった。
 デフレ経済の深刻化の中で、一時は4800円にまで値下がりしたし、バラマキスト民主党政権の誕生と共にずっと水面下に沈んだままだった。
 この間、僕は「よほどのことがない限り持ち株は売らない」の方針に従い、ファナック株をずっとホールドしてきた。
 今、それが報われている。ただ、高値になっても売却しないので、巨額の利益を手にしたわけではない。

◎多少の調整はあっても今後も楽しみに保有
 しかしグローバル経済の中で、少子高齢化の日本に、ロボットなど高度にIT化された機械は必須である(写真=同社の最新式AIロボット)。ファナックはNC工作機器で世界トップシェアも誇る。多少の調整売りはあっても、今後、売り込まれることはまずない、と見通せる。



 今後も、楽しみに保有し続けるつもりだ。
 自分の信念で、応援したいという会社があれば、その株を買い、株主になる。外れて大きく値下がりするか、最悪、倒産しても、それは自分の判断が誤っていたに過ぎず、幸い、順調に成長していけば、会社の繁栄と共に持ち株も値上がりする。それこそが、株式投資の正道であろう。

◎従業員も高給与
 従業員にしても、好業績は自分に報われる。手元の四季報最新号によると、同社の従業員の平均給与は1318万円(42.2歳)と、製造業の中では屈指の高給与である。
 僕は、以前、山名湖畔の大平山に登った時、山頂からファナックの工場を遠望し、あれがファナックか、と初めて同社を実見したものだ(写真)。ちなみに同社のイメージカラーは黄色であり、工場も社屋も、さらに製品も黄色に塗られている。だから山頂からでもすぐに分かった。



昨年の今日の日記:「伝説の相場師ジョージ・ソロス氏がトランプ相場で10億ドルもの巨額損失」






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Last updated  2018.01.15 05:42:51



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