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カテゴリ:国内政治
昨夜、第2次岸田内閣が発足した(写真)。第1次が1カ月前だったので、基本、全員の再任である(後述の外相だけは新任)。 それに先がけて、自民・公明の幹事長会談(写真)で公明党の提起していた10万円給付のばらまきも最終決着した。 今回は、昨年年と異なり、18歳以下の子ども1人に、ということで、また所得制限もついた。 ◎筋の悪いばらまきの典型 それにしても、ばらまきであることは歴然たる事実だ。 ただばらまきでも、毎度おなじみの高齢者や障害者へのばらまきよりは、将来世代のためだから、まだ納得感がないことはない。 しかしいったい、何のための給付なのだろう。 ポピュリストの公明党が先の総選挙の公約の筆頭に入れ、それに岸田政権が乗っかったのだが、それにしても、理由のよく分からない、筋の悪い給付である。 ◎どうせ貯蓄に回るだけ、将来のつけ回し確実だから 前回の全国民への10万円給付では、様々な調査機関によると、7割以上が貯蓄に回ったという。 今回も年末までにばらまかれる現金5万円は、大部分が貯蓄に回るだろう。残りの来年度末までに配られるクーポンだけが消費に回るにすぎない。これとて、金券ショップに持っていけば現ナマにはなるから、一部は貯蓄に回るだろう。 賢いお母さんたちは、このばらまき10万円が赤字国債が原資で、将来の子どもたちにつけ回しされることは知っている。だから、クーポンはまだしも、現金5万円は決して使わないだろう。 効果もはっきりせず、財政を傷めるだけ。僕の素直な感想は、ふざけるな、いいかげんにしろ、である。 これが岸田首相の「分配」路線なのだ。 ◎林外相起用も× 国民は、天からカネが降ってこないことは、みんな知っている。赤字国債で調達したカネを、国民が喜ぶと思っているのか(そんな連中も少数はいるだろうが)、岸田首相と公明党政治屋どもの頭の中身を疑う。 第2次岸田内閣で、新しい外相には自派の事務総長の林芳正氏(写真)を登用したが、林氏は夙に聞こえた媚中派である。彼は、「点数稼ぎ」でせっかく凍結中のスターリニスト中国の習近平の国賓招待を解凍する可能性を保守派から懸念されている。 ますます岸田首相が嫌いになった。
昨年の今日の日記:「トランプ大統領を落選させた武漢肺炎パンデミックは中国共産党と習近平の謀略か、甘粛省の生物製薬工場で漏出したブルセラ菌騒ぎ」https://plaza.rakuten.co.jp/libpubli2/diary/202011110000/ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021.11.11 06:07:57
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