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2022.01.14
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カテゴリ:経済
​ 「ユニクロ」で有名なファーストリテイリングが不振を極めている。業績はそこそこのようだが、株価が冴えない(写真=東京・有明の同社の拠点)。





​◎1年前の3月には11万円超えしていたが​
 実は昨年2月18日に同社株が東京株式市場で旧5万円額面換算で初めて10万円超えという画期的出来事があった時にそのことを日記で書き、しかし絶好調のファーストリテイリングにも危うさが生まれていることを述べた(21年2月18日付日記:「ユニクロのファーストリテイリング、株価10万円超の衝撃と危うさ」https://plaza.rakuten.co.jp/libpubli2/diary/202102180000/を参照)。
 その後もファーストリテイリング株価は順調に高値を更新し続けたが、3月2日の11万0500円を上場来高値を頂点に、それからは下り坂一辺倒で、時折、反発をするが、もう10万円を回復することはなかった。
 それどころか、最近は年初来安値を日々、更新している。
​ 1月7日にはついに一時6万円も割った。昨日の13日にはまたしても年初来安値更新で、一時5万8410円、引け値は5万9140円の安値をつけている(=この1年のチャート図)。



​◎カントリーリスクのある国に肩入れしていいのか疑問​
 1年間の変貌は、驚くばかりだ。
 この変調は、マーケットがスターリニスト中国に傾斜する「ユニクロ」の店舗展開を危ぶんでいるのだと思う。
 スターリニスト中国でビジネスを行う海外企業は、いつ、共産党の使嗾による中国人の不買運動の標的になるか分からないリスクがある。当該企業に落ち度はなくとも、国家関係が悪化すれば、標的になる。かつて韓国のロッテが韓国政府にアメリカの「高高度防衛ミサイル(THAAD)」の用地を提供したことで、暴力を含む猛烈な不買運動に見舞われ、撤退に追い込まれたことがある。
 最近は、新疆ウイグル自治区での強制労働の指弾に対し、懸念を表明したアメリカのナイキとスウェーデンのH&Mが、やはり不買運動に遭い、スターリニスト中国での業績を大きく落としている。

​◎新疆ウイグル自治区産の綿の件、明言せず​
 実は、ファーストリテイリングにもその懸念があり、実際、昨年5月に同社製品がアメリカで押収される事件があった(21年5月31日付日記:「ユニクロのファーストリテイリング、中国産綿製品は強制労働の工場製か、アメリカで押収」
https://plaza.rakuten.co.jp/libpubli2/diary/202105310000/を参照)。
 これに対し、同社は強制労働の産物の疑いのある新疆ウイグル自治区産の綿を使っているかどうか、一貫して肯定も否定もしない態度を貫いている。

​◎中国共産党に媚びへつらうビジネスが気に入らない​
 否定をしないことで、アメリカ政府はおそらく疑念を深めているだろうし、スターリニスト中国への深入りは、カントリーリスク高いことから、やはりマーケットでの懸念を生む。
 そうであれば、いくら同社株が安くなろうと、僕には買いの気は起こらない。そもそもスターリニスト中国の共産党に媚びへつらうようなビジネスが気に入らない。

昨年の今日の日記:「長崎・五島、世界遺産の旅⑬:頭ヶ島天主堂の見学と石抱き拷問用の石、ドミンゴ松次郎、そしてキリシタン墓地」https://plaza.rakuten.co.jp/libpubli2/diary/202101140000/​





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Last updated  2022.01.14 05:12:23



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