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2022.04.24
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カテゴリ:国内政治
​ 夏の参院選をめぐり、国民民主党が日本維新の会とバーター選挙協力をする(写真=共同記者会見に臨む維新の馬場共同代表(右)と国民民主党の前原代表代行)。


 注目されるのは、それが京都選挙区と静岡選挙区であることだ(いずれも定数2)。京都選挙区では、維新の候補に国民民主が協力する。

​◎大阪発祥の維新が京都でも党勢伸長​
​​ 同選挙区では、維新は新人の楠井祐子氏を公認する(下の写真の上)。定数2なので、自民の1議席は決まりで、残り1議席が焦点になる。ここには、立憲民主で前幹事長の福山哲郎(下の写真の下)が5選を目指している。​​





 順当なら残り1議席は福山で決まりだろうが、大阪発祥の維新が最近、京都でも党勢を伸ばしてきた。実際、この4月10日に投開票された京都府議補選(北区)では、維新の新人候補が、自民、共産、立民を制し、堂々の当選を果たした。立民は4位に甘んじ、維新にダブルスコアに近い大差を付けられた。
 この結果は、福山の肝を冷やしただろう。

​◎福山にとって状況は真っ暗​
 実はそれ以前から、福山には安閑としていられない情勢が進んでいた。例えば3年前の参議院選挙で、立民の女性候補は、共産党候補に競り負け、次点に甘んじていた。
 さらに福山と立民を安閑とさせてくれないのは、昨年10月の衆議院選挙の結果である。京都府内の立民候補の比例票は15.9万票弱しかとれず、維新の比例票26万6728票に10万票以上も離されていた。
 この結果だけ見れば、現職の利を活かせるにしろ、福山には厳しい情勢であるのは確かだ。
 そこに、3年前には候補を出さなかった維新が候補を立てるのだ。京都に伝統的に強力な地盤を持つ共産も侮れない。実際、3年前の参院選京都選挙区では共産候補に当選を許す苦杯をなめている。
 そこに、3年前には立民候補に支持を与えた国民民主党が、今回は維新推薦に回った。
 あらゆる面から見て、福山に大きな痛手であることは確かだ。

​◎前原氏と福山、元は同志、今は疎遠​
 ちなみに国民民主党の京都府連は、同党代表代行で選対委員長も兼ねる前原誠司氏が牛耳る。前原氏と福山の仲は、疎遠だ。
 もともとは前原氏が民主党にいた時代、同氏は「凌雲会(前原グループ)」という政策集団を率い、福山も同じ京都が地盤ということで、凌雲会に属していた。
 ところが、2017年9月の民主党代表選で、福山は凌雲会会長の前原誠司氏ではなく、枝野幸男を支持した。
 これで、両者は決別となる。
 その後の立民から国民民主の立ち上げでは、前原氏は立民に残らず、国民民主に移った。

​◎「義理も借りもない」​
 前述の2019年の参院選でも、前原氏は立民の候補とは別の候補の擁立を考えていたのに、後から立民候補が割り込んできて、前原氏は意中の候補を取り下げるに至った。
 つまり前原氏と国民民主にとって、立民の福山を推薦する「義理も借りもない」(今年1月の前原氏の立民に対する発言)というわけだ。
 かつては野党第1党の幹事長として肩で風を切っていた福山だが、いよいよ夏には引導を渡されることになりそうだ。

昨年の今日の日記:「スターリニスト中国が途上国に売るシノバック製ワクチン、チリではほとんど効かず、香港では市民からそっぽ」https://plaza.rakuten.co.jp/libpubli2/diary/202104240000/​





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Last updated  2022.04.24 05:29:25



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