テーマ:ボディメイキング(329)
カテゴリ:ビタミン
以前のビタミンB1の記事から期間が開いてしまいました…… 以前の記事で水溶性ビタミン、その後の記事ではビタミンCについてまとめましたが、 今回はビタミンB2 (リボフラビン)についてです。 [概要] ・発育、成長に重要なビタミンですが、日本人は不足気味。 ・過剰摂取の害は報告されておらず、ビタミンCとと比べてなお安全なビタミン。しかし多く摂っても排泄されるのであまり意味はない。(本当に極々大量に(一日に400mgなど)に摂取した場合、微弱なかゆみやしびれが起こりうる程度) [体内での主な役割] ・過酸化脂質(フリーラジカル)を分解します。→細胞が傷つくのを防ぐ ・クエン酸回路や電子伝達系にて重要な役割を果たす。 ・赤血球の形成、抗体の生産 → 成長を促進。 ・粘膜を保護します。→不足すると皮膚炎や口内炎、てんかん発作に繋がる。 ・ある程度は腸内細菌によって体内で合成される。 [1日摂取目安量] あるいは摂取エネルギーに対して 400μg/1000kcal 必要 [欠乏症] ・エネルギー産生不足から疲れを感じやすくなる、免疫力低下。コラーゲンや赤血球の生産が上手く出来ず、貧血や皮膚や粘膜が荒れる。目の充血なども ・成長の停止・早期老化 ・胃腸障害や夏バテ。角膜炎や脂漏性皮膚炎、脱毛症、脂肪肝、糖尿病 [過剰症] [多い食べ物] [注意点など] ・通常は数時間で体から排出されるため3食でそれぞれ摂取。それ以外にもサプリなどで補うことが望ましい。 ・問題は糖質や脂肪分の多いものを多く摂取する場合、ビタミンB2の要求量も飛躍的に増える。 ちなみに白米の栄養はほぼ全てが糖質であるため(甘くなくても体内では砂糖と同じ扱い)。白米を大量に食べる食習慣はビタミンB2不足に陥りやすい。 ・ただし肉類はビタミンB2を大量に含む(例:豚ヒレ 980μg/100g)ため多く食べてもビタミンB2不足にはなりにくい(日本人の食習慣はビタミンB不足になりやすいのはこのため)。ウナギや肉類、とろろなど、夏バテに効果があると言われるものはたいていビタミンB2を多く含むものである。 ・サプリなどで摂取する場合、単に含有量のみで評価すればよいが一日1粒タイプでは直ぐに排泄されてしまって効果は少ない。総量がたとえ減っても、1日3・4回に分割して摂取できるタイプのほうが良い。 ・出来ればタイムリリース機能があると素晴らしい。 [その他の研究・実験結果] [仮説(こちらはソース無しで信憑性はわかりません)] 今回は以上です。 研究や仮説部分については今後どんどん追加していきたいと思います。
ビタミンBはサプリがお手軽ですが日本製のサプリで使えるものはほとんどありません。大体の日本製サプリは詐欺かボッタクリなので購入はやめましょう。 なお、コメントで要望があれば僕が使っているビタミンサプリ紹介します。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011.02.24 09:05:14
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