スラング的なslay
冬休みに入ったが、リモートで大学院のアルバイトを続けている。なるべく働ける期間は働いて家計の負担を軽くしたい。子どもたちがいるとなかなか仕事に集中できないため、子どもたちが寝てからパソコンに向かう日々が続いている。春学期のプロジェクトのプロポーザルを作成した後、同僚に提案書をみてもらいコメントをもらった。そのコメントの中で気になった表現があったのでご紹介したい。私が具体的なワークショップの流れを示した箇所に対して同僚のコメントをくれてそこには”SLAY”と書かれていた。鬼滅の刃の英訳が”DEMON SLAYER”である。このslayには「(刃物などで)切りつける、殺す」といった意味があるが、この場面ではどのような意味で使われているのか全く想像できなかった。ジーニアス英和辞典(大修館書店、第6版)には上記以外にも「⦅主に米略式⦆<人を>ひどく面白がらせる、感動させる」と記載があった。若者を中心に使われているスラングを随時掲載しているUrban Dictionaryというサイトにも以下の定義が載っていた。"killed it. succeeded in something amazing."Urban Dictionary(slay)このslayという単語自体はネガティブな意味を含んでいるが、insane, sickのように状況によってはスラング的にポジティブな意味に転じることがあるようだ。それでは今日も良い1日を。写真:遊具にできた氷柱(こちらでは最低気温がマイナス10度になる日が出てきている)きたろう