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家族留学奮闘記

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2023.11.09
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テーマ:☆留学中☆(2582)
カテゴリ:留学情報

秋学期も残り一ヶ月ほどなり授業と課題に追われブログの更新がなかなかできずにいる。今学期も佳境を迎え期末テストや学期末のレポートが重く乗り掛かり始めてきた。ここからが渡米してから最大の正念場を迎えそうである。気を抜かずに一つ一つ丁寧に課題を仕上げていきたい。

アメリカの広い空を見上げながらふと自分はなぜ今この瞬間にアメリカの地にいるのだろうと思うことがある。奨学金のエッセイや研究計画で散々書いてきた内容なのだが、渡米した後でさらにこの問いが自分に向けられていることを感じている。社会人、研究者、そして父親の視点からこの留学の意義を再考したい。

社会人として留学する意義:

私は社会人になって10年が経過し現在30代である。企業では中堅の役職にいて、まさに働き盛りの世代と言ってもいいだろう。様々な仕事を任せてもらえるようになり、多くの仕事を抱えながらもそれなりにやりがいを感じていた。安定した給料もいただき、衣食住には困らず生活できていた。留学せずに日本に留まるという選択肢もあったが、私は敢えて挑戦することを選んだ。

日本社会で10年以上働いてきて、社会人として専門性がこれからさらに求められてくると思ったからだ。もし労働市場が今まで以上に流動的になった時に10数年前に取得した学士号だけで家族を支えていくのは心許ないように思えた。人生は何が起こるか全く予想ができない。自分が今の会社から解雇されない保証はどこにもないのだ。
また、修士号を取得して自分の専門性に磨きをかけたら今後の長い人生を歩む上でプラスになると考えた。社会人になっても学びたいと思う自分の気持ちに正直でありたいと思ったのが留学を決意したきっかけだ。スキルアップができれば新たなチャンスが生まれるかもしれない。MBAであればそこから仕事のチャンスが巡ってくることだってある。大人の留学はまさに自己のアイデンティティーの再定義の機会であり、新たな学びと出会いに満ちている。

海外留学は高校生や大学生に限った話でないことをここから発信できたらと思う。
次回は研究者として留学する意義について綴りたい。

きたろう









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最終更新日  2023.11.10 07:52:20
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