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家族留学奮闘記

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2025.01.06
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テーマ:海外生活(7787)
カテゴリ:その他

新年あけましておめでとうございます。

2025年も気づけば5日が経過していました。家族と共にアメリカで迎える最初で最後の年末年始は非常に特別なひと時となりました。12月中旬には家族をNYに連れていき、タイムズスクエア、5番街、グラウンドゼロ、自由の女神、セントラルパークといったニューヨークに来たら必ず巡るであろう名所を回ることができました。こどもたちは活気に満ちたマンハッタンの雰囲気が大変気に入ったようで帰りのAmtrakの車内でもずっと「楽しかった。またここに来たい」と興奮気味に話していました。後方の座席でも1枚140ドル〜180ドルほどするライオンキングのブロードウェーショーは残念ながら行けず慎ましい旅行となりましたが、こどもたちの満足げな笑顔を目の当たりにして少し救われたような気持ちになったのは言うまでもありません。

12月24日には近くのカフェでクリスマスケーキを購入して自宅でささやかなクリスマスパーティを楽しみました。「クリスマスにケンタッキーフライドチキンを食べるのは日本人だけなんだよ」とこどもたちに話すと大変驚いていました。アメリカではクリスマスにショートケーキを食べる文化がないこともこどもたちは知らなかったようです。日本から飛び出しこのような経験を重ねることで、自分たちが抱いていた「常識」は実は他国では通じないことに気づくことができたようです。

12月31日はHマートで買ったそばを茹でて年越しそばを味わいました。紅白歌合戦がない大晦日はちょっぴり寂しかったですが、こどもたちと飽きるまでUNOをし続ける大晦日も悪くないと思いました。タイムズスクエアのカウントダウンの映像をテレビで眺めながら2025年の最初の日を迎えました。新年を迎えると同時に自分の帰国が近づいていることを強烈に痛感しました。帰国が楽しみであると同時にあと少しで帰らないといけないという焦りのような感情も芽生え始めています。私の留学の先に何が待ち受けているのか自分自身わかっていません。大学院を卒業したってその先の人生が確約されているわけではないのです。イバラの道を歩んだらバラ色の人生が待っているとは限りません。人生はそんな簡単にはできていないのです。この留学で得た経験を活かすも殺すもきっと自分次第なのだと思います。

冬休み期間は一番下のこども、妻、そして上のこどもと順番に体調を崩してしまい、家事育児中心の冬休みとなりました。秋学期期間は自分のことで精一杯で家事業務を妻に任せっきりだったため、この冬休みはなるべく料理や家事をして負担軽減をしたいとと思っています。




一先ず日本に帰国したら仕事をしながら論文の投稿に向けて動き出したいと思います。また、1年〜2年かけて副業として大学の非常勤のポジションを探してみたいと思います。欲を言えば博士課程も検討してみたいと思いますが、果たして働きながらの博士号を取得できるのか定かではありません。また、研究者の卵の私に適性があるのかどうかもわかりません。これまで散々家族に迷惑をかけたのにこれまで以上の負担を強いることが正解かどうか決めかねている自分もいます。

ひそひそと論文を執筆したり、大学の非常勤講師として働く中で自分が今後挑戦したいことや突き詰めたいことを探していきたと思います。

それでは今日も良い1日を。

写真:アメリカの夕日

きたろう






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最終更新日  2025.01.06 15:36:36
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