受験算数「割合」
●DVD「合格を勝ち取る最強フォーカス術」 http://www.mekimeki.net/2012dvd-focus.html ●CD「合格を引き寄せるマジックリラックス」 http://www.mekimeki.net/cdtalk.html --------------------------------------- ■ 30分間で「割合」マスター --------------------------------------- 今週と来週は「割合」のお話をします。 ざっと、「割合」を復習しましょう。 受験算数を学習していくにあたって、 この「割合」という単元が大きな山場になりますね。 大人からすれば、「割合」というのは経験的に理解できますが、 小学校4年生5年生にとってはとても難しいところです。 大人になれば誰でもバーゲンセールが大好きです。 『20%オフ、30%オフ』 …なんて、日常生活的にすぐ、ピーンと来ますよね。 でも、お子さんはなかなかそういう経験をしていません。 勘のいいこどもは、 4年生でもバッチリ理解できますが、 中学生になってもまだピンとこない人もいます。 ですから、 なるべく早く練習量を多くしてものにしたいものですね。 受験算数で、 理解するしないで大きな得点に差がつくものがあります。 それは、 ●食塩水の混ぜ合わせ。 …です。 基本を理解していれば、 応用も得点できる単元ですから、ぜひ得点したいです。 今回、ミスターツカムは、 この単元をバッチリにできるDVD を作りました。 (来週、ご案内しますね) でもその前に、 「食塩水の濃さの3公式」を、理解しておいたほうがいいですね。 まずは、簡単な復習から! 【問題】 3%の濃さの食塩水300グラムには、 食塩は何グラム入っていますか? こういう問題の時、 「割合」の初心者のお子さんは、 「食塩水の濃さの3公式」を使った方が便利です。 ● 食塩の重さ=食塩水の重さ × 濃さ この公式で出ますよね。 300×0.03=9 グラム ですね。 その他の基本的な問題で、 「食塩水の重さを求めなさい」 「濃さを求めなさい」 …があります。 その時に便利なのが、 ★「しこみ」の法則です。 こんな絵を書いて求めます。 → 「し」は、食塩の重さ。食塩の「し」 「こ」は、濃さ。 「み」は、食塩水の重さ。水の「み」です。 使い方は簡単です。 求めたいもの指で隠します。 今やった問題。 食塩の重さを求めたいときは、 「し」の部分を手で隠します。 こうなります。 → すると、 「み」「こ」が残りましたね。 「み」×「こ」 つまり、「食塩水の重さ」×「濃さ」で答えが出ます。 では、食塩水の重さを求めるときは? 「み」の部分を隠します → 「し」 ------ 「こ」 こんな風に残りました。これを分数と見ます。 「し」÷「こ」ですね。 つまり、「食塩の重さ」÷「濃さ」で答えが出ます。 うーーーん、トレビアン!便利です。 この法則で、 持っている問題集を繰り返してやりましょう。 30分ぐらいで定着しますよ。 最後に、「しこみ」の法則を忘れかけたら、 【し】信じた 【こ】言葉は 【み】みるみる実現! ・・・と覚えてね! お笑い系で覚えたい人は、 【し】しじみと 【こ】こんぶの 【み】ミックスジュース(←飲めるかぃ!) では、練習して定着させてね。 中学受験生とそのご家族の皆さん、アイシテルヨー。 では、次回をお楽しみに。