FULL MANUAL SPIRIT 

2006/06/16(金)07:09

サイダーハウス キャムデン 2

サイダーハウスルール(12)

キャンディの通った女子校のあるキャムデン2 どうでもいいことだが、ドーナッツの真ん中の穴は、184-年にこの町のハリソン・グレゴリー少年の開けた穴が起源になるそうだ。 日本なら町おこしだなんて言って、ドーナッツの町なんて看板を上げて、「ギネスに挑戦!! 巨大ドーナッツ作り」をやるんだろうがね。 歩き回った限りではドーナッツ屋は目に入らなかったな。 キャムデンでは港の側の小さな魚屋に入った。AYER’S FISH MARKET. 有名な店らしく観光客が次々と入ってくるのだが、生臭さに顔をしかめて出て行く人も多かったね。 ウインドウケースに並んでいたのはタラやホタテやシュリンプ。近江町市場や金沢港の市場に顔をだしている私から見れば、?????という鮮度。 だけど、ここのテイクアウトのシーフードチャウダーは1.5$でカップ麺の特大サイズより大きくて。タラやホタテやシュリンプにロブスターまで入って具沢山、とても美味かった。 それとロブスターも一匹丸ごと茹で揚げてもらった。 魚屋は活きたロブスターをつまみあげて、これでいいかいと聞いた後で、大きな鍋に放り込んだ。 その日の晩飯にもう何も食べたくなくなるほど腹が膨れました。 キャンディの父親、レイモンド・ケンドルは腕のいいロブスター漁師だった。レイの店で初めてロブスターを見た海を見ずに育ったホーマーは、こんなものが徘徊する海底に沈まぬために泳ぎを覚える価値があると思った。 「鴎は海岸を掃除し、ロブスターは海底を掃除するってわけよ。」 そして、私はロブスターの身をきれいに掃除した。 「おやすみ、メインの王子たち ― ニューイングランドの王たちよ!」

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