カテゴリ:近況
仕事からの帰り道、小学校低学年ぐらいの女の子3人が、防犯用のアラームで遊んでいました。誰のアラームが一番遠くまで聞こえるかという内容でした。聞き取り役の子が離れたところから「まだ、聞こえるー!」などと叫んでいます。 以前、私は小学生から高校生までを相手にする仕事をしていましたので、ごく自然に「それは本当にピンチの時に鳴らすための物だから、遊びで使うのはやめた方がいいよ」と注意しました。 でも、知らない人から注意された事がないのか、大人をなめているのか分かりませんが、やめようとしません。今度は少し大きな声で「だから、やめなさいって言ってるだろ」と注意しましたが、相変わらずアラームを鳴らして叫んでいます。 実はこの時、視覚障害者の男性がそばにいて、周囲の気配が感じ取れず、とまどってる様子だったのです。 これはいけないと思い、私から男性に声をかけ、向こう側の歩道まで誘導させていただきました。 その間に3人のうちの1人の母親があらわれたので、その人から注意してもらおうと事情を説明したところ「アーソーデスカ、さあ、みんな、行きましょ行きましょ」と行ってしまいました。 変質者扱いされ、子供にはなめられ、本当に不愉快な思いをしました。せめてもの救いは白杖をついた男性が、こちらが恐縮する程、頭を下げてお礼を言ってくれた事です。
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