カテゴリ:落語
立川談志師の訃報を先程ニュースで知りました。 私自身はこの方の噺家としての功績を認めつつも、独自の持論や、寄席の外での行動…シャークハンター必殺隊とか、立川流設立…などが鼻につき、正直、取っ付きにくい噺家でした。 それでも、CDで高座を聞くうちに天才なのだという事がようやく分かり、一度、生で噺を聞きたいと思った頃には、咽頭癌を発病し、全盛期の声を失っていました。 今更なんだと言われるのは承知で申し上げますが、惜しい事をした、惜しい人を亡くした、と言うのが今の実感です。 談志師にはたくさんの音源がありますが、私が度肝を抜かれたのは「らくだ」そして、肝臓癌で緊急入院した古今亭志ん朝師の代演をした時の「金玉医者」のマクラです。 色々と寂しい休日でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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