こんにちは
大町です♪
さぁ本日のブログは第6弾になりました、
「意外と知らないスーツのお話」をやっていきたいと思います。
本日のテーマは「チーフ」について
ほとんどの方が結婚式や式典などでしかお使いにならないのではないでしょうか?
それでは、先ずはチーフの由来から…
様々な諸説があるそうなのですが、
当時のエジプト人やギリシャ人たちが白いリネンのカチーフを頭に巻き、
暑さから身を守っていたことが起源のようです。
そこから14世紀に、フランスの貴族たちの間でハンカチに香水をしみ込ませ、
悪臭から身を守る為に使うという用途が大流行し、
その後18世紀には西ヨーロッパ全土で大衆化。
この時に、紳士や淑女の間でハンカチとしても使われるようになったとか…
また、当時はパンツのポケットや袖にに入れており、
ポケットチーフはリネン素材の白しか(リネンは乾きやすいからだとか…)なかったと言われています。
いつしか、スマートに出し入れできるようにジャケットにチーフを入れる為だけのポケットが出来、
更に19世紀に燕尾服やモーニングコートといった
当時のカジュアルウェアが礼装に格上げされるとともに、礼装には欠かせないアイテムとなります。
その後、ツーピースのスーツが登場しイタリア、イギリスにおいて
ジャケットのポケットに収められ、色々な柄や色が増え、
本当の意味でポケットチーフは真のファッションアイテムに変化しました。
それでは、意外と知らないチーフのたたみ方をご紹介
先ずは幅広く使える「TVフォールド」から
1.半分に折ります
2.もう一度折って1/4サイズに
3.ポケットのサイズに合わせて縦に1/3ないし1/2に折る
4.ポケットの深さに応じて折り返し整えます
TVフォールドがビジネスからフォーマルまで様々なシーンでお使い頂け、一番スタンダードと言えます。
続きましては…「パフ」
1.片手を軽く握って輪をつくります
2.チーフの中央部分を輪の中心に置きます
3.もう一方の手で、ギュッと穴に押し込みます
4.押し込んだ手を外し、チーフ全体を軽く握って持ち替えます
こちらはカジュアルなシーンやパーティーにお使い頂ける挿し方。
私もこの挿し方が一番簡単で見栄えが良いのでよくします。
シルク素材を選んで頂ければ、結婚式などにもOKだと言えます。
最後はスリーピークス
1.対角線を折ります
2.出来た三角形の半分辺りを、頂点を少々ずらす様にして折ります
3.更に半分辺りを同様にずらして折ります
4.3つの山が出来たら、ポケットの深さに調整して下側を折ります
結婚式などのフォーマルシーンには最適な挿し方。
正礼装においてはこの挿し方が一番正しいとされています。
もし結婚式にお呼ばれする際に時間があれば、是非こちらの挿し方で♪
華やかさが出ますよ!
今回は3パターンの挿し方をご紹介致しました!
チーフの素材については正直色々ございますが、
麻とシルクをお選びいただければビジネスからフォーマルまでお使い頂けます。
結婚式だけしか中々使わないかもしれませんが、
挿すだけでワンランク、スーツの着こなしが楽しめ、
胸元の位置がハッキリすることもありスタイルアップも望めます。
先ずは、リネンやシルクの白チーフでTVフォールドからチャレンジしてみてください!
意外とシックリきますよ♪
意外と知らないスーツのお話はこの辺で…
新作アイテムを1つだけご紹介!
CIRCOLO 1901
リネンジャケット
カラー:ライトグレー
サイズ:46,48
シンプルなデザインながらも麻特有の色出しとナチュラルな光沢感のあるライトジャケット。
リネン100%ながらナチュラルストレッチの効いた
CIRCOLO1901ならではの素材使いがストレスフリーの着心地を実現しています。
ジャケパンスタイルはもちろん、
カットソーやニットなどを合わせたカジュアルスタイルにも好相性な1着です。
こちらのジャケット、一見派手で使いにくそうに見えますが、
ご着用いただくとかなり合わせやすく洒落てもいます。
是非、一度店頭でお試し下さいね♪
それでは、本日のブログはこの辺で