Light Plane

こんにちは

大町です♪

いやー今日の朝方の雷と雨は凄かったですね～

恐らく4時ちょい前頃だったと思うのですが、思わず目が覚めました…

とりあえずは一旦落ち着いて、しかも少し気温も下がったので個人的には非常に良かったです。

今年は異常なくらい天候がコロコロ変わり、気温も異常なくらい暑いので、

皆様、体調等お気を付けくださいませ。


さて、本日のブログは久しぶりに大町の自己満企画。

「意外と知らないスーツのお話 No.9」

本日はスーツのボタンの種類について

大体馴染みのあるのはプラスチックのボタンで、

私もこの職業に携わってなければ、全くと言っていいほど材質にはこだわってもなく、

恐らく色くらいしか見てなかった気がします。

という事で意外と知らないボタンの種類について説明していきたいと思います。


先ずはよく見るプラスチックから





プラスチックのボタンは既成スーツにもよく使用されており、

特徴としてはコストパフォーマンスが良く、非常に軽量で、色々な色(染色が出来る)があるという事。

また、日常の摩耗に強く、耐久性にも優れている事から頻繁に着用するビジネススーツに最適です。

日本人のスーツにおける立ち位置がビジネスメインであることもあり、

多様性に富んだプラスチックのボタンが使われる事が多いのかと思います。



続きましてはナットボタン





ナットボタンと聞いて、恥ずかしながら私は金属部品のナットを思い浮かべてました（笑）

ナットボタンとは、主にココナッツやタグアパームの種から作られているボタンの事を言います。

自然の再生可能な原料になりますので、エコというのも魅力の1つですね。

特徴は、その自然素材ならではの温かみと独自の質感です。

また、自然の模様や色合いが一つ一つ異なり、スーツに独特の個性を与えることができます。

もちろんこちらも軽量でいて、耐久性もプラスチックのボタンより劣りますが、十分な耐久性があります。

一つ一つの風合いが異なることから洒落た印象にも見えるボタンになりますね。



続きましては水牛ボタン(ホーンボタン)




水牛ボタンとは牛や水牛の角から作られているボタンになります。

特徴としては、自然な光沢と独特の模様が挙げられます。

ホーンボタンは一つ一つが異なる模様を持ち、同じデザインのものが二つとないため、

スーツに個性と高級感をプラスすることができます。

また、一番の特徴はその高い耐久性にあります。

ホーン素材は硬くて丈夫であり、日常の使用に耐えるだけでなく、長期間美しい状態を保つことができます。

落ち着いた品格や上品な印象を与えるボタンにもなりますので、勝負スーツにもおススメです。



最後は貝ボタン(シェルボタン)




貝ボタンはその名の通り、

高瀬貝、白蝶貝、黒蝶貝、茶蝶貝、そしてあわびなどの貝をくりぬいて作るボタンになります。

特徴としては上品な発色と軽やかさがあり、おしゃれで洗練された雰囲気を出すことができる素材です。

ただ、上記でご紹介した3つと比べると強度が弱く、繊細な取り扱いが必要という事。

ただ、貝ボタンはなんといってもプラスチックでは出せない美しい光沢があります。

研磨によって作られるため、貝ボタンはすべりにくく留めやすいという特徴もあります。

熱に強く力に弱いので、プラスチックのようにアイロンの熱で変形してしまうということはありませんが、

クリーニング店の高圧プレスでは変形したり割れてしまうこともありますので、注意は必要です。

見た目に一番高級感を出せるボタンになりますので、

結婚式やパーティー等のスーツに付けていただくとより一層華やかになりますよ♪

恐らく今までのスーツとは一線を画す煌びやかなものになるかと思います。



さて、本日スーツのボタンについてご説明いたしましたがいかがでしょうか？

そして、ここまでお付き合いいただきありがとうございます！！

とまだメタルボタンやくるみボタン等々ございますが、また別の機会に…




最後はイベントのご案内を…

いよいよ今週末まで!!

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それでは、本日のブログはこの辺で