|
カテゴリ:水
最近の関心事として、いろいろと調べ始めたのが 「水」に関すること・・・ 先日も書いたように、我家は浄水器+ミネラルウォーターの 二段構えで水を使い分けているのだけれど、 よくよく考えてみると、水の事を良く解らずに、 水道水を飲むよりもミネラルウォーターを飲む、 料理やお茶を入れるには、浄水器を通した水を使うと 言った具合に使い分けをしている。 ホントにこれでいいの? 実際のところ、水ってどうなってるのかな? ・・・と言う思いから、水について知ってたようで、 知らなかったことが沢山あったので、今日はその序章・・・。 私のように、水は買うは、水道水は浄水器を通して使う なんてのはちょっとやり過ぎかもしれないけれど、 それでも、飲料水は買って飲んでいるとか、 浄水器を取付けているなんて人はとっても多いらしい。 水を購入している人は頻度によって違うので、 一概にどれだけの人が飲料水を買っているかと言うのは 言えないらしいけれど、浄水器の普及率の方は 全国の世帯数比率で約3割が浄水器を使っている。 日本の水って、世界一きれいで安全と言われているけれど、 日本の水道水事情も、実はどんどん悪化の一途を辿っている と言うことが、今回の調べでわかってきた。 悪化の最大の理由は、自然環境破壊と密接に関わっていて、 特に日本では地下水と言っても、今や都市部では飲めない。 何故なら、地表がアスファルトに覆われ、 更には有害物質を地表から土壌の奥底まで浸透させてしまう 地下水と言えどもかなりの深層でないと、 地下水も安易には使えないのだそうだ。 田舎でも水質の悪化は否めない。 特に農村の地下水脈は農薬の影響を大きく受けている。 更には、産業廃棄物の野積みの問題や、 廃棄処分場は都会から遠く離れた山村の場合が多い。 雨が降れば水は地層の奥底に浸透して行くのだが、 地下水層まで有害物質は浸透してしまうのだそうだ。 昔は東京や大阪などの都市部でも井戸水を飲用に使っていた。 しかし、今や井戸水は危険らしいことも解ってきた。 水道水の元となる地下水脈や河川の水質悪化により、 消毒薬である塩素の投入量が近年増えている。 塩素を投入する目的は殺菌と消毒。 しかし、塩素が殺菌消毒だけに機能していれば、 何も問題はないけれど、この塩素が水の中に含まれる 他の物質と結びつくことで、問題が起きてしまうというのが 問題なのだそうだ。 一番身近な話では、塩素がアンモニアと結びつくことで、 「カルキ臭」が発生する。 まあ、この程度なら、飲むには大きな問題ではなかったし、 匂いなら取り除くのも簡単だ。 しかし、近年問題になっているのはもっと深刻。 それが・・・「トリハロメタン」 トリハロメタンは、水中の有機物質と塩素が化学反応して できる物質で、発ガン性の疑いがあると言われている・・・。 更に・・・ 近年では「塩素で死滅しない病原虫」の存在なども発見。 このあたりの理由から、水道水を直接飲まない方が良いと 言うような話が広まり、浄水器や水を買うと言うことが 日本でも爆発的に広がりつつあるらしいのです。 何となく浄水器や水を買って使ってはいましたが、 ここまで問題がいろいろあるとは思ってもみませんでした・・・ 知れば知るほどに、直接水道水を口にできなくなってきます。 まあ、こんな事を知らなくても単に「水道水が不味い」と言う理由で 水を買ったり、浄水器を取付ける人も少なくない。 我家はまさにこのパターンだけど、不味い理由はこの辺の問題に あるんだなって・・・。 ![]() 子供の頃は、水道の水をガブガブ飲んでいた。 今の子供は、学校で喉が渇いたら、一体何を飲んでいるんだろう? ちょっと心配になってしまいます・・・ ![]() ![]()
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.05.08 15:09:46
[水] カテゴリの最新記事
|