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2006.05.09
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カテゴリ:

前回の水道水の話では、水道水に含まれる塩素と鉛について
焦点をあてて調べた結果を書いた上で、

「自分が飲む水の安全は自分で確保しなければならない」と言う
結論を書いたのですが、日本の水道にまつわる話をもう少し
書いておきたいと思います。


今回、水に興味を持ち始める前までの、私の中での常識は、
日本の水道水は世界中の何処より安全だと思っていました。

逆にアメリカなどの諸外国では、水道水は飲めないもの・・・
・・・と言うのも私の中で常識で、だからこそ、欧米の家庭や
オフィスなどには、必ずと言って良い程、ウォーターサーバー
(ペットボトルのお化けにみたいな奴が飲食店の冷水機の上に
取り付いたようなやつ)があるのだと思っていました。


しかし・・・

今回の調べで驚いたことがあるのです。


それは・・・

「水の基準が日本よりアメリカの方が高かった!」・・・
・・・と言う点です。


まあ、冷静に考えて見ると、水事情の悪い国だからこそ、
その基準も高くなると言う考え方もできるのですが、
日本の水に関する基準は、世界中で最も遅れているのだそうです。

例えば・・・

最も進んでいるアメリカでの飲料水基準では263項目もの
チェック基準があるのに対して、

日本は1957年に施行された「水質管理項目」は26項目。
1992年になって46項目に追加、しかしアメリカの1/4にも満たない状況。

近年の国民の水に対する不安に応える形で、ようやく2004年に
新たな基準が実施され、94項目になりました・・・

・・・しかし、アメリカの1/2にも満たないのです。

まだまだ日本は大きく立ち遅れているのです。


日本の基準よりも更に高度な基準を持つアメリカであっても
水道水は一般的に飲まれていないのです。

この事実に私は驚きました。


何故、日本の「水行政」はここまで立ち遅れているのか?


これには近年の日本型社会と言われる悪循環社会構造が
そのままあてはまるのです。


例えば、農家はこれまで手厚く保護されてきました。
補助金政策や農業振興策など、とにかく様々な保護がされてきました。

しかし、農薬が水に多大なる影響を与えているということを
知っていながら水行政の面から農薬の使用を制限するような基準は
設けられて来なかったのです。

これって自民党地方議員の支持基盤が農家だからですね・・・。

環境問題で農薬の制限に関する問題を提起しても、
農業団体が圧力勢力となって、法案化すらできなかったのです。


更に、前回の鉛の水道管の問題では、

全国に現在まだある鉛の水道管を全て入れ換えるには
1兆円以上のお金が必要となると言う試算が成されています。
更に、各家庭内の給水管の交換までを視野に入れると
2兆円を超えてしまうのだそうです。

私達の税金や様々な方法で集められた財源を、
不必要な公共投資や設備に使い、
このような国民の健康の根源的な水の問題には
殆ど使われてこなかったのです。


残念ながら・・・

どう考えても「水道水」は今後も安心して飲める時代は来ない
と言うのが結論です。


更に・・・

今回の調べをしているうちに更に気になる話が・・・

それは・・・

日本の水に関する基準の低さは、何も水道水だけではない
と言うことです。

ペットボトルなどに詰めて売られている水や浄水器などでも、
調べるうちにいろいろな問題が浮き彫りになってきています・・・

一滴の水


水の話は奥がかなり深そうです・・・。










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Last updated  2006.05.10 10:55:04
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