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2006.05.15
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カテゴリ:

これまで水道やミネラルウォーターについて書いてきましたが、
何故、こんなに日本は水に関する基準が低いのか?
言い換えれば、何故こんなに水について疎いのか?

・・・と私は思ったのです。

これって、お役所のせいなのか?誰が悪いの?と思ったりも
するわけですが、その辺の根本的な問題は何処にあるのか?
と言う事を今回は調べてみたいと思うのです。


今回、いろいろと調べて行くうちに、面白い記述がありました。
その全文をここに掲載するのはちょっと無理なので、
要約して書こうと思うのですが・・・


日本と言う国は「水源に困ったことがない国」だと言う話です。


梅雨の時期に雨がきちんと降らなくて、断水になったりすることが
一部の地域ではありますが、それは都市化してしまい、人が集中して
住み始め、それに水道事情が追いついていないからの話です。

昔は、井戸堀を仕事にしている人が居て(今でもそういう会社あります)
井戸を掘りさえすれば、水はどこの家でも確保できました。

今でも、工場用水などは、大量に水が必要なため公共水道に頼ることなく
井戸を掘って水を確保している工場は少なくありません。

それほど、日本は何処を掘っても水が出てくるのには理由があるのです。

それは、日本には四季があるからだそうです。

日本はほぼ全国的に、集中的雨季と言えるものがあります。
それは、ちょうどこれからの時期である「梅雨」の存在です。
更には、梅雨の無い地域でも、集中的な「降雪」があります。

更にもう一つの理由が、日本の国土の独特の地形です。

日本の国土が起伏に富んでおり、特に人口の多い地域は平野部で、
この平野部の周囲や背後には、必ず大きな山があるのです。

日本の場合、中央部に山が連なり、大まかに分けて、太平洋側と
日本海側を分ける中央アルプスなどの山々が、日本の中央部に壁のように
連なっています。

その他の地域でも、高い山が周囲に連なっており、ここで大量の雨や雪が
降る事によって、地表の植物や堆肥層に大量の水が蓄積され、
その水分はどんどん地中深くへ浸透してゆきます。地層に浸透しきれずに
流れて行く水も、川となって下流の平野へ流れて行きます。

日本の場合、四季の変化で定期的に大量の水源となる雨・雪が降りますから、
毎年のように地中や地表に水が供給され続けているのです。

特に標高の高い山には雪が積もっている事で、高温時期である
夏にはそれが溶け出すことで、水不足になる時期でも水が確保できるという
非常に都合の良い気候変化と地形であるという事が言えるのです。


これらのことから、日本の人々は太古の昔から、水に困らない生活を
続けてきたのです。

しかし、このことは言い換えれば、水はタダで手に入るという事でもあり、
日本人は水に対してとても疎くなってしまったとも言えるのです。
(疎いと言うより、気にする必要が無かった)


近年の水の状態が悪化している理由は、川や地下水脈に汚染物質が混入
しているからですが、地中の汚染物質だけでなく、最近は大気の汚れにより
雨や雪が降る段階から汚れているのです。
酸性雨の言葉に代表されるように、良い水質でないと言う状況が起きて
いるのです。

水単体では語れないのです。大気汚染の問題や、水蒸気化して雲になった
ものが冷やされたり、密度が増して雨になり降ってくるわけですから、
環境問題が総合的に水に影響しているのです。


では、諸外国はどうでしょうか?

諸外国は大陸上にあります。
ある国は山も海も近いというところもあれば、高地だけの国、逆に高い山
などない国、山も海もあるけれど、広大な台地の中にぽつぽつそれらが
ある国など様々です。

日本のように、条件が非常に整った国は少ないのです。

何故、アメリカの飲用水基準は世界一高いのか? 
これも、これらのことから類推すると、答えが出てくるのです。

そう、それは水の確保がとても難しい国なのです。

国土は広くても、日本のように定期的に大量の水が降ってくる、
更には、山で水を蓄えて、徐々に流れてきてくれるなんて条件の地域は
アメリカの広大な国土の中でどれほどあるのかと言う事です。

だからこそ、アメリカでは雨水を貯めるために、人造湖を作ったり
遠くの川の水をパイプラインでわざわざ運んできたりして、
町に給水している地域も少なくありません。

更に、地下水が豊富な地域は、人口も増え、工業なども発展するために、
急激に水需要が増大し、地下水を汲み上げ過ぎて、水源が枯渇したり、
更には、地盤沈下を起こしたり、もっと酷い場合には森や林の木々の
生育のための水脈が枯渇して、森林破壊が進み、その事が更に地下水を
枯れさせる原因になったりと悪循環をしている地域もあります。

だからこそ、アメリカと言う国土では、水を確保するために、
水源の水質の良し悪しを選んではいられないのです。
だからこそ、どんな水源から水道水を作ったとしても、問題の無いレベルを
確保しなければならない事から、飲用水基準が世界一高いのです。

大陸と言うところは、狭い島国の私達には想像もつかないような水確保で
苦労をし続けている歴史があるのです。

だからこそ、飲めない水を飲めるようにする技術も発展するわけです。


日本は世界の中で、水に関して苦労が無さ過ぎたことが、
日本人の水に対する無知、疎さにつながっていると言う訳です。

私なんかその典型で、最近まで水道水は世界一綺麗なんだ!
水を買うなんて馬鹿らしい!って言ってたわけですから、
その代表例のような感じですよね・・・。

しかし、高度成長期を過ぎて、農業国から工業・産業国家になってしまった日本。
環境破壊大国でもあるのです。その結果、日本の水源は全部汚染されているとも
言えるのです。(昔ほど綺麗な水ではないと言った方が適切かもしれません)

水は潤沢にあるけれど、もうそのままは飲めないと言うのが日本の現状です。

更に、水道行政が環境破壊のスピードに着いて行けないほどのスピードで
進んでいるという事も、私達は認識しなくてはいけないのです。

行政に文句を言っても、残念ながらどうしようもありません。
環境を破壊しているのは、私達1人1人なのですから・・・。


販売されている飲料水でも、国の定める基準だけでなく、
本来は品質表示の中に「どのような浄水法で原料になる水を浄化しているのか」
を表示するべきで、それを表示しなければならないという法律ができて
書けない会社は実は怪しいのです。(汲み上げたまま使っている)

しかし、こんなことも期待してもいつやってくれるようになるか解りません。


つまり・・・


消費者である私達が賢くなるのが一番の早道です。

欧米人はそう言った意味では、消費者自身が非常に賢いと言うか、
水のことを真剣に考えると言う事が、昔から定着していると言うことなのです。


mizu


今日の結論は・・・

「日本の人々も欧米人並みに水もっと関心を持つ必要がある」

という事が言えると思います。







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Last updated  2006.05.17 10:51:36
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