ALPINA B5 Supercharge
BMWに乗る人の憧れと言うと、1つはMシリーズに乗ること、そして、もう1つが、ALPINAではないかと思います。私の場合、BMW自体のファンになったのが、ごく最近の話なので、本当のBMWマニアの方を差し置いて偉そうなことは言えないのですが、私の場合、V8エンジンとスーパーチャージャーの組み合わせに拘りを持っているので、この車は本当に興味深々の逸品です。この ALPINA B5 Supercharge・・・V型90度バンク8気筒4398ccエンジン+スーパーチャージャーと言う、夢の組み合わせで、最高出力は375KW/510PS。最大トルクは何と!700Nmと言う、超ハイパワーな心臓部。こんな、おじさん4ドアセダンスタイルで、何と最高速度は314Km/h。0→100mを4.6秒で走りぬけ、燃費は8.1Km/Lと比較的経済的ですが、この性能は世界最速水準のスポーツカーのカテゴリーに入ります。このB5は、1989年当時量産化されたリムジンの中で世界最速の車として、今では垂涎の的にまでなった伝説のBMW ALPINA B10 Bi-Turboの正統な後継マシンとなるために新たに開発された車だそうです。スーパーチャージャーはメカニカル駆動のラジアル・コンプレッサーで2500rpmで既に200PS(147kW)を発揮し、5500rpmで最高出力値510PS(375kW)にまで達し、回転数がそれ以上に上がっても、従来のものとは異なり、性能を落とすことなくレブリミットの6000rpmまでパワーを持続。トルクは1000rpmのアイドリング回転数をわずかに超えた時点で既に30.6kgm(300Nm)を・・・4250~5250rpmでは71.4kgm(700Nm)を発揮。これはクレージーなパワーです。このパワーを受ける足回りは、スプリングとショック・アブソーバーを、MICHELIN Pilot Sport 2 タイヤ(フロント245/40 ZR19、リア275/35 ZR19)と合わせてセッティングすることによって、どのようなスピードでの走行でも、ドライバーはハンドリングの正確さをはっきりと感じることができ、更に、今日の高級車に要求される快適性も同時に満たしているそうです。元々、ボディーやシャシーの剛性が高いBMWと最高の足回りチューニングで最高の乗り心地を保ちながらのハイスピードクルージングを実現。更に、特別な運転技術を必要としない、すばやいレスポンスと最高になめらかなギア・チェンジを特徴とする、トルク・コンバーター付きZF 6速オートマチックトランスミッションを装備しているので、アクセルを踏み込むだけで充分。ステアリング・ホイールの裏側に組み込まれた2つのボタンによって、ギア・チェンジのためにステアリングから手を離す必要なしです。私にとって車両本体価格\15,490,000と言うのは、既に現実離れしていますが、一度はステアリングを握り、高速道路をクルージングしてみたい!そう思わせる車です。 あ~欲しい゛~これこそ「駆けぬける歓び」ですね! [prev][rundom][next]