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生活費を抑える為、俺は殆ど毎日新道林イーマートで買物をする。
魚、肉などは45%~55%割引販売をする22時以降を狙う。 去年は0時が閉店時刻だったので0時半位に化粧品売場の職員たちと一緒にマートを出る場合が多かった。 永登浦駅後門から新道林駅までは一直線。 コレイル整備倉庫の出入口から道林高架までには自転車で5分位の舗道。 10メートル位の高さの防音壁と並木で囲まれた700メートル位の小路、そして人気の無い所なので自転車に乗って思索ができる、俺には大事なスポット。 去年の11月。 その道で若い頃の亡きおじいさんを見た。 23時過ぎの時間、今まで走ったことの無い鉄路の傍の道に進入しちゃって 『駄目だ、コレイル整備倉庫に入ったのか、摘発されると過怠料+警察調査だよ。』 と思って、とにかく速く外にでるために一所懸命ペダルを踏み続けた。 枕木、レイルが積んでいた光景、 枕木に張るオイルのにおいを嗅ぎながら2~3分位走ったか。。 私と同じ歳と見える男がすれ違った。 初めて見た顔、しかし強く引かれる何かが感じられる顔の男。 あっという間に整備倉庫から出て道林川の水の臭いがし始める時、 とにかく無断立ち入りしたコレイル整備倉庫から脱出できたと思いながら胸を撫で下してた瞬間、 『まさか』 『亡きおじいさん?!』 涙を流しながらコレイル整備倉庫の方面に逆走行、、、しかし、、、コレイル整備倉庫はいつもの通り高い防音壁で囲まれている状態だった。 一体何処から入って何処に出たのか。 悔しい気持ちでコレイル整備倉庫の正門まで走ってみたが、コレイル整備倉庫の正門はいつものとおり閉められていた。 翌日、 おば : その古い自転車、いったい何処で拾ったの? 俺: 道林川の河原です。 おば : 気持悪いから捨てなさい。お化けが付いている自転車だから次は大変な事故に会うかも知れないから。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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