NIKEが1990年に発売した『Air Max 90(エアマックス 90)』。スニーカーヘッズから人気を集め続けるシューズが30周年を迎えたタイミングで、その革新的なデザインが世界に与えた影響、歴史的コラボレーションまでを振り返る。
『Air Max 90』のデザインを手掛けたのは、パリの美術館ポンピドゥー・センターの構造からインスパイアされ、ファーストモデル『Air Max 1』を生み出したNIKEのデザイナー、ティンカー・ハットフィールド。その最大の特徴は、シューズの内部の働きを可視化するビジブルエアクッショニングで、当時は現在よりもアグレッシブで派手なカラーが採用されていた。