2004/11/28(日)17:06
サンタのブーツ(画像あり)
金曜日に息子の学校から連絡帳が戻ってきた。
連絡帳には主に学校のからのお知らせが貼ってある。
今日のお知らせは、、、
「また今年もご両親方に協力してもらいます。 クリスマスのプレゼントとして市長からお菓子の詰め合わせが贈られます。 そのお菓子を詰める袋として、今回は、サンタのブーツを作ってもらいます。型紙はこのとうり。 12月までに作って持ってきてください。材料は、紙、ナイロン、布、何でもいいです。 素敵にデコレーションしてください。
生徒の名前を書き込んで持ってきてください。
クリスマスまでは教室に飾ります。」
と言うものだった。。。
そういえばニューカレドニアにいた時も、クリスマスの時に学校からプレゼントにおもちゃもらったなあ、
フランスではお菓子の詰め合わせかあ、なんだか歯と健康に、悪いような毒々しいキャンディーばっかりだろうなあ、
え~~~、また裁縫の出番じゃあないか。。。
ミシンもないし、材料もない、、
やっぱりサンタのブーツと言ったら、フエルトで作ったほうがいいだろう。いくらなんでも紙はねえ、、
でも貧乏なうちの家計を考えると、、、たった一度のイベントのために、赤と白のフエルト買って、刺繍糸買って、飾り買って、、なんてやったらいくらかかるかわからない。。
頭をちょっとフル回転させる。
「そうだ!娘の、小さくて、着れなくなった長袖のシャツをリメイクしよう!!!」 今シーズンしか着てないから、そんなに生地のい傷みもないし。
袖が赤くて、胴体は白、コレでばっちり。
家にはさいほう箱というものがない。あたしが裁縫オンチなので、家にあるものといえば、ホテルからとって来た、携帯用針と糸セットのみ。おまけに糸は切れている。
早速隣の義母の家に行き、赤い糸を借りてくる。
早速作業に取り掛かる。
袖のほうから規定のブーツのサイズに切って、そのまま縫い始める。ミシンがないのでもちろん手縫い。
途中まで縫い終わってどんな感じになったかな?
と裏返してみると、、、、
なんということだ~~~!!!
後ろの生地が反対になっている。 何も考えずにきっていたら、生地の裏表を確認してなかった。。。なんせ赤ちゃん用のシャツなので生地がもう残ってない。。。
相変わらずどじなんだから。もう!!!
まずい、、何か赤い生地、、 ああ、そうだ、いらなくなったT-シャツがあったはず。
地下のガレージでいらなくなった洋服袋を探すが、、、、
ない。
先々月あたりに協会に寄付するために持っていってしまったのだ。
ああ、どうしよう、、
気落ちして家に戻り、作業場(台所)に戻ると、洗濯機の上に置いてあった、赤いパジャマのズボンが目に付いた。
姪っ子が1年着て、その下の子がもう1年着て、それが娘に回ってきた、3代目のお古。そろそろ足が短くなってきたから捨てようかとおもってたもの。
「コレしかない」
早速ズボンの足首から切り始める。なるべくあたしの手作業を少なくしようと、生地の縫い目の部分はなるべく利用する。 本当は長靴型に縫っておしまいなのだが、連絡帳には、クラスの後ろに飾る、、 と書いてあったので、いくらなんでも、3代お古の色も落ちた、よれよれの長靴だと息子がかわいそう。 作るからには「龍馬ちゃんのサンタのブーツかっこいい!!」といわれてやりたい。
何とか可愛くリメークする。
仕上げは日本に里帰りした時、100均で見つけた、(いつか何かに使おうとおもってとっておいた)ラメ入りのり。
コレでデコレーションする。 そして娘のシャツのアップリケを切り取って、ボンドで貼り付ける。
よれよれの布をピンと見せるためにアイロン糊で仕上げるか、、と思ったけれど面倒くさいので、中にちょっと厚めのブーツ型を入れる。
そして飾りつけた時に形が崩れないように長靴の折り返しの部分にも厚い両面テープをつけて形を整える。
そうして出来上がったものは、裁縫オンチのあたしにしては十分じゃない!! まさかコレが3代お古のパジャマの布とは誰も思わないだろう。おまけにコレ洗濯してなかったよ… ハッハッハ
ちょっと可愛く出来たので、娘の分も作ってやることにした。二つ作って作業時間は1時間もかからなかった。
子供たちに見せたらとても喜んだ。
母は満足じゃ!
作品はこちら。
もしも作り方が見てみたいという人はこちらへ。。
ミシンがなくて裁縫苦手な人、 あたしでも出来ました。
型紙もまち針もなしに作る方法です。
サンタのブーツ
作り方を見せるほど難しいものではないけれど・・・