動けない
「頼まれごとは断わらない主義」でこれまでやってきた。それは仕事ばかりでなく、私生活においても同じだが、本当のところは、基本的に頼まれると断れないので、潔く主義にしたまでのこと。地区のバレーボール大会の人数集めでも、誘われたら断わらない。それなのに、大会当日の今朝になって腰が痛くて起きることができない。このまま動けない場合、人数が足りずに棄権なんてことになったら大変だ。痛み止めを飲んで、15分位かかってなんとかベッドから降りることができたので、よたよたと会場に行く。とても強い地区なので、優勝して市の大会の代表になるのは当たり前だから、私のせいで棄権だなんて、これから近所づきあいできなくなると思うと、かなりあせってしまう。痛み止めが効いて、試合中なんとかごまかし通すことができて心底ホッとする。安請け合いは慎む年頃になったことを痛感する。