弥生おばさんのガーデニングノート「花と緑の365日」

2009/12/13(日)10:31

今年もカタログで見てるだけのアツモリソウ

 蘭(6)

    テレビのビデオだよりを見ていたら、寒冷地でないと育てられないというアツモリソウ(敦盛草)が、暖地の県内でも、あるお宅の裏山で大切に育てられ、みごとに群生していました。アツモリソウは、昔好きだった俳優が演じる平敦盛が、熊谷直実に討たれる寸前に、横笛を吹いていたシーンが焼き付いていて、他の山野草のように、気軽に植えてみることができませんでした。クマガイソウは旅先で、2回見ましたが、アツモリソウにはまだ出会えていません。   箱根湿生花園で         松本城の山野草展で アツモリソウの栽培は非常に難しく、環境が変わるとすぐ消えてしまうそうです。 (暖地では、20℃以上に気温が上昇しないようにするとのことです)紅紫色のホロ(大きな風船のようにふくらませた布)の形をした花を咲かせる姿が優しげで美しく、後ろからの流れ矢を防ぐために背負った敦盛の母衣(ほろ)に似ていることから、アツモリソウと。   ホロががっしりしているからクマガイソウ?礼文島の淡黄色の花をつけるレブンアツモリソウをと思いながら、花の時期に出かけられなくて・・・一の谷の 軍(いくさ)破れ 討たれし平家の 公達(きんだち)あわれ 暁寒き 須磨の嵐に 聞こえしはこれか 青葉の笛                  (青葉の笛:明治39年、大和田建樹作詞・田村虎蔵作曲)花言葉に「私を忘れないで」があれば「君を忘れない」もあり、一の谷の戦いの後、武士に嫌気がさして出家した熊谷直実が、「いつまでも君を忘れない」と、敦盛を弔ったことによるそうです。アツモリソウ(敦盛草)・クマガイソウ(熊谷草)、ラン科アツモリソウ、耐寒性多年草 アツモリソウの花言葉:君を忘れず クマガイソウの花言葉:みかけだおし 【紫選×王冠】 釜無アツモリソウ 実生苗 1ポット 【王冠×紫王冠】 釜無アツモリソウ 実生苗 1ポット アツモリ草 チベット黒花系 【山野草】 日本アツモリ草に比べ育てやすいです!!中国 アツモリ草 花芽なし 【山野草】 アツモリ草の仲間

続きを読む

このブログでよく読まれている記事

もっと見る

総合記事ランキング

もっと見る