カテゴリ:4月の誕生花
3月下旬から4月にかけて、葉のわきに輝くような赤い若葉と淡い紅色の一重の五弁花が同時に開き、満開になって一週間ほど咲いています。 4月1日の誕生花は、代表的な野生の桜、ヤマザクラ(山桜)。 花の名は、たくさんの花が咲くことから複数を意味するラを加えたとされるサクラ(咲く等)が、山地に自生していることからつけられています。 サクラは木花之開耶姫(このはなのさくやひめ)のサクヤが転訛したという説もあります。 古くは花といえばサクラ、サクラといえばヤマザクラを指していて、神話では木花之開耶姫が富士の山頂に天降り、タネをまいてからサクラの花が咲き乱れるようになったそうです。
花言葉「あなたに微笑む」は、木々がまだ芽吹く前にひっそりと山の中で咲く凛として上品な花を、山道を通る人々が見てほっとして思わず顔がほころぶことからつけられたのでしょう。 奈良県の吉野山のヤマザクラは約3週間に渡って、下千本、中千本、上千本、奥千本と山下の北から山上の南へと順に、約3万本の花が次々と咲き、山が薄紅色に霞んで見えます。
新葉の色は変異が多く、赤褐色(赤芽)から褐色(茶芽)、黄緑色(黄芽)、緑色(青芽)まであり、花色は白や淡紅色で、散り際に白い花の中心が紅色に染まるものもあります。 バラ科サクラ属、耐寒性落葉低木、原産地:日本、韓国 ヤマザクラ(山桜)の花言葉:あなたに微笑む。 ヤマザクラ(山桜)の誕生花:4月1日、4月10日 流通時期:苗木を秋~春に見かけます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.04.01 10:31:30
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