カテゴリ:9月の誕生花
晩春から初夏に、羽状に細く切れ込んだ灰緑色の葉の間から長く伸びた花茎の先に、中心が黄色の白い花が1輪咲き、群生すると次々とつぼみが上がってきて、白い花畑になります。 9月23日の誕生花は、昔ながらの蚊取り線香の原料の花、ジョチュウギク(除虫菊)。 花の名は、虫を駆除するキク(菊)で、花に殺虫成分を含み、蚊取り線香の原料として用いられたことから名づけられました。 花言葉「忍ぶ恋」は、訪れたら危険な目にあうことがわかっていて、白い花の汚れのない美しさに想いを寄せずにいられないことからつけられたのでしょう。
原産地のクロアチアのダルマチア地方で、咲き終わる頃の花に死んだ虫が付着したり、部屋に飾った花の周りで虫が死んだりしたことから、殺虫効果のあるピレトリンが発見されました。 シロバナジョチュウギク(白花虫除菊)は明治時代から蚊取り線香の原料として利用されますが、観賞用のピンクや赤の園芸品種には虫除けの効果はほとんどないそうです。 暖地では春にタネを播き、高温多湿の梅雨を無事に越したら、翌年の春から初夏に花が咲きますが、うっかり秋まきしたので、翌々年にちらほらと赤とピンクの花が咲きました。 キク科クリサンセマム属、耐寒性多年草(春・秋まきの二年草)、原産地:旧ユーゴスラビア ジョチュウギク(除虫菊)の花言葉:忍ぶ恋。 ジョチュウギク(除虫菊)の誕生花:9月23日 流通時期:タネを秋~春に見かけます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.09.23 10:33:34
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