カテゴリ:12月の誕生花
初夏から梅雨の頃に、矢じり形のつやのある葉の間からくるりと巻いた白い苞(ほう)をのぞかせ、すらりと伸ばした茎先に棒状の花(肉穂花序)が咲きます。 12月15日の誕生花は、清涼感あふれる優雅で美しい湿地性エチオピカ、オランダカイウ(阿蘭陀海芋)。 花の名は、海外からきた芋で、サトイモ科の仲間で江戸後期にオランダ船により持ち込まれたことから名づけられました。 水辺を好むエチオピカはオランダカイウと呼ばれ、学名はZantedschia aethiopicで、属名が17世紀イタリアの植物学者Zantedeschiの名にちなみ、種小名がaethiopic(エチオピアの)です。
花言葉「夢のように美しい」は、すらりとした立ち姿で水辺に群生して咲く清楚な花が日が落ちる頃、深緑の葉に白く浮かびあがる幻想的な美しさにつけられたのでしょうか。 花言葉「乙女のしとやかさ」は、純白のウェディングドレスの裾を思わせる花の印象からつけられています。
オランダカイウは花色が豊富な畑地性のカラーように休眠期間がなく、暖地では冬の間も葉が茂り、雪が降って葉が黄色くなってもときどき冬にも白い花を咲かせています。 畑わきの細い側溝で春と初夏、冬に咲くオランダカイウは、エチオピカの変種の四季咲きのチルドシアナでしょうか。 サトイモ科オランダカイウ属(ザンテデスキア属)、半耐寒性の春植え球根、原産地:南アフリカ オランダカイウ(阿蘭陀海芋)の花言葉:乙女のしとやかさ、歓喜、すばらしい美、壮大な美、清浄、愛情、乙女の清らかさ、夢のように美しい、夢のような恋。 オランダカイウ(阿蘭陀海芋)の誕生花:10月31日、12月5日、12月15日 流通時期:球根を春に、鉢花を冬から夏に見かけます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.12.15 10:31:09
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