弥生おばさんのガーデニングノート「花と緑の365日」

2014/03/09(日)10:31

3月9日の誕生花 クロッカス(黄)の花言葉「青春の喜び」、春の訪れを告げてまばゆく咲く黄花の「裏切らないで」

3月の誕生花(135)

早春に、伸びかけた線状の葉の間からつぼみをふくらませ、黄色い六弁花が朝の日差しを浴びて暖かくなると開き、夕方になると閉じて、花後に葉が長く伸びて茂ります。3月9日の誕生花は、青春を象徴する鮮やかでキュートな花、クロッカス(黄)。花の名(属名)は、ギリシャ語のcroke(糸)で、めしべが糸状に長く伸びる種があることから名づけられました。 古くから愛されてきたクロッカスには神話や伝説が多くあり、花の名はギリシャ神話からつけられたという説もあります。  花言葉「裏切らないで」は、花色の黄色に裏切りのイメージがあることからつけられたのでしょう。 中世のヨーロッパでは、虚偽や卑劣、君主に対する裏切りを象徴する色と考えられ、最後の晩餐など絵画ではイエスを裏切り、銀貨でローマ役人と取引したユダは黄色い服を着せられています。 クロッカスの花言葉「青春の喜び」は、つぼみを風船のようにふくらませて咲く花の姿に、春を待ち望む気持ちと春を謳歌する喜びをあらわしたものだそうです。  濃い黄色やクリーム色のクロッカスは早咲き種で、花が咲き終わったあとにつぼみがふくらんできて次の花が咲き、1株で数輪次々と咲きますが、遅れて咲く紫色は一斉に咲きます。 クロッカスの園芸品種は多く、原種の趣を残して1月下旬から3月中旬に咲く寒咲き(早春咲き)と、3月下旬から4月上旬に華やかに咲く大輪の春咲きがあります。 アヤメ科サフラン属、耐寒性秋植え小球根、原産地:地中海沿岸 別名:ハナサフラン(花洎夫藍)、ハルサフラン(春洎夫藍) クロッカス(黄)の花言葉:私を信じなさい、青春の喜び、信頼、裏切らないで。 クロッカス(黄)の誕生花:1月26日、3月9日 クロッカスの花言葉:陽気、切望、青春の喜び、あなたを待っています、信頼。 クロッカスの誕生花:1月3日、1月5日、1月31日、2月6日、2月24日、4月7日 流通時期:球根を秋に、芽だしポット苗を冬に見かけます。 春植え球根      

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