弥生おばさんのガーデニングノート「花と緑の365日」

2015/08/17(月)10:30

8月17日の誕生花 チョウセンアサガオ(朝鮮朝顔)の花言葉「偽りの魅力」、天を仰いで咲く美しいマンダラゲ(曼陀羅華)の花の「陶酔」

8月の誕生花(102)

初夏から秋に、よく枝わかれした茎の葉のわきに、長い筒状のつぼみをつけて、白く長い漏斗状の花が次々と咲き、太いトゲのたくさんある丸い果実は熟すと割れて種子が飛びだします。8月17日の誕生花は、上向きに咲くダチュラ(下向きに咲くのはエンジェルストランペット)、チョウセンアサガオ(朝鮮朝顔)。花の名は、江戸時代に薬用として渡来したので朝鮮となり、花がアサガオ(朝顔)に似ていることから名づけられました。別名のマンダラゲ(曼陀羅華)は漢名からで、曼陀羅華は梵語(ぼんご)で、仏様が出現したり説法したりする際に天から降り、見る人の心を楽しませる美しい花のことだそうです。 花言葉「陶酔」は、葉や花、タネなどの煮汁を飲むと、陶酔と幻覚で天国をさまよえるといわれていることからきているのでしょう。花言葉「偽りの魅力」は、浅く5つに裂けて波打つ花弁の先が尾状にとがった白く清楚で美しい花に毒を隠していることからでしょうか。 チョウセンアサガオは近くの診療所や病院の花壇や窓下のプランターで咲いていますが、1805年に花岡青洲(江戸後期の蘭学医)がこの花から採った麻酔薬を用いたことと関係があるのでしょうか。薬用に用いる分量を誤ると狂躁状態になって暴れることから、かつては別名でキチガイナスビ(気違い茄子)と呼ばれていたそうです。チョウセンアサガオは八重咲きの紫や黄色の花もあり、仲間にはケチョウセンアサガオ、シロバナヨウシュチョウセンアサガオ、ヨウシュチョウセンアサガオなどがあります。ナス科チョウセンアサガオ属、半耐寒性多年草、原産地:東南アジア 別名:マンダラゲ(曼陀羅華)、キチガイナスビ(気違い茄子)、ダチュラ チョウセンアサガオ(朝鮮朝顔)の花言葉:偽りの魅力、変装、陶酔、恐怖。チョウセンアサガオ(朝鮮朝顔)の誕生花:8月9日、8月17日、9月24日、10月5日、10月23日流通時期:鉢植えを初夏~夏に見かけます。 秋の寄せ植え         

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