カテゴリ:9月の誕生花
春から夏に、放射状の茎に小さな鱗片状の葉が密集して茂り、湿気があれば広がって、乾くと枯れたように葉が縮まって丸く固まり、秋になると紅葉し、冬には枯れたようになって休眠します。 9月8日の誕生花は、江戸時代から愛されてきた葉芸を楽しむ古典園芸植物、イワヒバ(岩檜葉、巻柏)。 花の名は、岩場に自生し、葉の形状がヒノキ(檜)に似ていることから名づけられました。 別名のフッカツソウ(復活草)は、枯れたように丸くなった葉に水分を与えると復活することからつけられています。 イワヒバがカラカラになっても復活する不思議な現象はトレハロースによるもので、トレハロースは水分の保持力や保湿性が非常に高く、化粧品などの保湿成分にも使われています。
花言葉「稔り」は、乾燥して丸く固まった枯れたような葉が水分を得ると葉を広げていく姿からつけられたのでしょうか。 花言葉「負けない心」は、炎天が続き長く雨が降らない厳しい環境でも葉を丸めて耐えぬく姿からきているのでしょう。
イワヒバは乾燥して水分が不足してくると、葉先が内側に巻き始め、水分の枯渇とともに葉は親葉が新芽を包み込むように次第に巻き込みます。 イワヒバの品種は多く、春の芽出しから秋の紅葉まで季節の移ろいに応じて、微妙な色彩の変化を織りなし、日光の強さや育て方によって、葉形や斑の出方に別の品種と思うほどの変化があるそうです。 イワヒバ科イワヒバ属、多年草、原産地:日本、ロシア、東アジア、東南アジア イワヒバ(岩檜葉、巻柏)の花言葉:稔り、負けない心、長寿。 イワヒバ(岩檜葉、巻柏)の誕生花:9月8日 流通時期:鉢植えを春~秋に見かけます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015.09.08 10:30:15
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