2017/06/30(金)10:30
6月30日の誕生花 ガマ(蒲、香蒲)の花言葉「素直」、夏の水辺に咲く「慈愛」の花
夏に、線形の厚い葉の間からまっすぐ伸びた茎先に、黄色い雄花穂と黄緑色の雌花穂が上下に接して咲き、上部の雄花は花後に花軸を残して落ち、円柱形の雌花は実が熟すと茶褐色になります。
6月30日の誕生花は、夏の池や沼など浅い湿地に群生して咲く風媒花、ガマ(蒲、香蒲)。
花の名は、朝鮮語のカム(材料の意味)に由来するという説や、アルタイ語のアシ(葦)を意味するKamaが濁音化したという説などがあります。
別名ミスグサ(御簾草)は、葉や茎をスダレに使用したことから呼ばれています。
花言葉「慈愛」「救護」は、大国主命がワニザメを騙した仕返しに毛をむしられた白兎に、真水で体を洗ってガマの穂をつけると治ると教えたという因幡の白兎の神話からきています。
花言葉「素直」は、円柱形の茎が枝分かれしないでまっすぐ長く伸び、円柱状の長い花穂をつけることからつけられたのでしょう。
ガマは秋に実が熟すと、白い綿のような毛に種子をつけて、雌花穂の上方から次々と風にのって飛んでいきます。
近くの住宅街にわずかに残る芦原に、数年前からガマが咲くようになりましたが、まだ遠目なので、芦原の際を流れる用水路まで勢力を伸ばし、手に取って見られる日を待っています。
ガマ科ガマ属、耐寒性多年草、原産地:日本、北アジア、南ヨーロッパ、オーストラリア
別名:ミスグサ(御簾草)
ガマ(蒲、香蒲)の花言葉:従順、素直、慌て者、無分別、救護、慈愛、予言。
ガマ(蒲、香蒲)の誕生花:1月23日、6月30日、7月19日
流通時期:ポット苗を晩春~夏に見かけます。
紫桜館 山の花屋 楽天市場店、みちのくふるさと便、千草園芸さんにあります。
ヒメガマ
スイレン