カテゴリ:誕生花のない花
秋から冬に、葉の落ちた枝先に、白や淡い紅色の八重の花が数輪ずつ咲き続け、春は葉を出すとともに花がたくさん咲きます。
誕生花のない花は、二季咲きの桜花、ジュウガツザクラ(十月桜)。 花の名は、10月頃から咲き始めるサクラ(桜)から名づけられました。 サクラの名は動詞の「咲く」に複数を意味する「ら」を加えたという説や、木花開耶姫(コノハナサクヤヒメ)のサクヤの読みが変化したという説などがあります。 別名のオエシキザクラ(御会式桜)は、日蓮聖人の忌日に行う御会式のある10月13日頃から花が咲き始めることからつけられています。 ジュウガツザクラはコヒガンザクラ(小彼岸桜)の園芸品種で、先が淡紅色をした白い花弁が10~15枚あり、めしべがおしべよりも長く突き出ています。 ![]() ![]() 花言葉「神秘的な心」は、春に咲く整った花と、秋に咲く花弁が少しねじれたような花とでは雰囲気が異なることからきているのでしょうか。 花言葉「寛容」は、秋に咲く花に、花弁が反っていたり、ねじれていたり、大きさが不揃いだったり、形の整っていない花が見られることからでしょうか。 ![]() ![]() 植物園のジュウガツザクラは御会式の日に、少し葉を残した枝に数輪の花が見られ、紅葉の頃には咲く花が増えて、春になると一斉に花を咲かせています。 フユザクラ(冬桜)はエドヒガン系の園芸品種で、一重の白い小輪の花が秋から春に2回咲きます。 最近では、秋から冬に咲くジュウガツザクラ、小輪一重のシキザクラ(四季桜)、縁に切れ込みのある花弁が20枚以上あるコブクザクラ(子福桜)なども合わせて冬桜と呼ばれています。 バラ科サクラ属、耐寒性落葉高木、原産地:日本 別名:オエシキザクラ(御会式桜) ジュウガツザクラ(十月桜)の花言葉:神秘的な心、寛容。 ジュウガツザクラ(十月桜)の誕生花:― フユザクラ(冬桜)の別名:コバザクラ(小葉桜) フユザクラ(冬桜)の花言葉:冷静。 フユザクラ(冬桜)の誕生花:12月14日、12月24日 流通時期:苗木を秋~冬に見かけます。 園芸ネット予約店、相馬グリーン、日本花卉ガーデンセンター annex、苗木部 by 花ひろばオンライン、BONSAI 彩都 楽天市場店、いろは盆栽、園芸百貨店何でも揃うこぼんさい、山野草と盆栽の専門店ヴェールモアさんにあります。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020.10.24 10:30:05
コメント(0) | コメントを書く |
|