らいふ　いん　こりあ　２

石けんのカドは命？？・・・


たしかにカドがピシッとした石けんは
クォリティが高そうに見えるし
清潔な印象もあって気持ちのいいものだ。


私もここのところ
カドの綺麗な石けんを心がけてきた。


でも実を言うと
カドを面取りした石けんに昔から惹かれていた。


韓国のあるブログで面取りした石けんを見て
それがとても石けんの魅力を引き出すのに
一役買ってるような印象を受けたのだ。


なんていうのか
手のひらでそっと掴んでその感触を味わってみたいような
そういう手に取りたい衝動を覚えた。


面取り器は別になくてもいい道具ではあったけど
やっぱり折々に思い出す道具だったので
ならば買ってしまおうということで
それを売ってる工房に行って買ってきた。


以前作った石けんの中でひとつだけ、
これは絶対面取りをしないとこの石けんにとっては完成とは言えない、
と思えるような面取りの衝動に駆られる石けんというものがあった。


なんか、面取りもれっきとしたデザインの一要素なのだ。


そして、実際に、これは他の石けんで試したのだが
面取りすると石けんの見た目の質感というものが
ものすごく変わるんだということに改めて気付いた。


ただ石けんのカドをなくしただけなのに
石けんに艶っぽさや光沢感が感じられるから不思議だ。


以前作ったこのせっけんを試しに面取りしてみると
なんか余計に艶々した石けんに感じられるようになって
それこそ、何度も手にしてその感触を味わってしまった。。。


リンク先の写真は作った当時の若々しい瑞々しい感じの石けんだけど
今はちょっと色もあせてきた感じだったのが
面取りしてあげたら、また別の貫禄を帯びてきた。。。


しばらくはあらゆる石けんのカドを
きっと削りまくるんだと思う。。。（苦笑）





追記・・・とここまで書いてきて改めてこの写真を見ると、
　　　　　この石けん、全然艶っぽく写ってないよね？？
　　　　　写真の写りがちょっといまいちでした。。。。