らいふ　いん　こりあ　２

とある親戚のハルモニから
「石けんを使ってみたい」との依頼を受けて
深夜までラッピング、ラベル貼り、発送の準備をしていた。


お孫さんがひどいアトピーで
どこでどんな民間治療をやってもなかなか治らないと
おっしゃっていた。。。


ウチのシオモニが、またまた
『ウチの孫娘たちのアトピーがミョヌリの手作り石けんで消えた！』
と言ったらしい。。。
（そういう言い方は違うんだ、といっても言うこときかない）　


その依頼の電話で、「あ、うちの子たち、アトピーだったんだ」と
久しぶりに思い出したくらい、それはもうすっかり忘れてた話題だった。



しかし。。。いつなくなっちゃったんだろうか。。。


実は、少々痒い症状は１年ほど前までにもあって
ひじやひざや首筋のじくじくカサカサも
軽かったけれどあるにはあったのだ。


この石けんの依頼をうけて
改めて娘たちのひどかった部分を確認してみたけど
ちょっと乾燥気味って程度で、みんな、いたって健康肌。


今から数年前、ある健康お宅の年配の知人から
娘たちのアトピーのことでいろんな製品を執拗に勧められ
断っても断ってもつきまとわれ、ほとほと困り疲れ果て

「もう結構ですから！　娘たちのアトピーは私が治します！！」

と、啖呵をきったのだった。



あれも、もうすっかり遠い記憶。



思うに、ウチの娘たちはまだ症状が軽かったんだと。。

そして、ある程度の年齢になれば
治るケースもあると聞いてたが、それだったのかも。。。


なので、今現在、アトピーで苦しんでるお子さんを抱えてる
ご家族の方とお話をすると、
自分との間に明らかに温度差があるのを感じて心苦しい。


私ももっとアトピー撲滅のために
精一杯悩んであれこれ試して
苦しんでいればよかったのかもしれないが
いかんせん、性格が楽観的。


一刻も早く対策を～～みたいなところもなく
「良くない」といわれるものは『取り除く』
これくらいしかしてこなかった。


ちなみに韓国では「良い」といわれるものを
即効『取り入れる』人のほうが圧倒的に多い。


あるいは、韓国では、取り除くことが大事だといわれれば
「アトピー肌に悪いものが入ってない○○」
という製品を、結局は『取り入れる』（笑）


なにか、専門家や専門知識に頼らなければ
治らないという認識があるようで
アトピー産業大盛況な現実に
すごく胸糞悪かった。



以前、盛んに石けんを作りながら考えていたあれこれを
またこの機会に思い出した次第だ。


時々、大事なことなのにすっかり忘れちゃってることがあって
私にとって、それを思い出させてくれた、
これはそんな機会となったように思う。