山への情熱 音楽への愛

2019/07/04(木)16:26

燧(ひうち)の湯と裁ち蕎麦

旅(477)

桧枝岐歌舞伎の舞台に感銘を受け、心が昂ってはいたが、下山時に雨に濡れているので良い雨具を着ているとはいえ体は冷え気味だ。最も近くにある温泉・燧の湯に行った。何しろ朝早いので誰もいない。ザックも濡れそぼっているのでロビーに置かせてもらって、すぐに女湯に直行して温かいお湯に浸かった。貸し切り状態でものすごく開放され、手足を存分に伸ばした。           燧の湯 外観                       木造が美しいロビー                内湯                         露天風呂 長方形が端正な内湯と渓谷の景色が見える露天風呂があった。露天風呂は更に自然と一体になる気分で寛げた。ああ、天国、天国と言いながらゆったりのんびりした。この時の為に持参した乾いた衣類に着替えて身も心もさっぱりしたところで、次は名物蕎麦屋を訪ねた。  裁ち蕎麦まるやという店で、ここも客はほとんどいなかった。盛り蕎麦に天婦羅セットを追加して頂いた。蕎麦がこれまで食べたどの蕎麦よりも美味しかった。裁ち蕎麦というのは蕎麦粉につなぎを全くいれない蕎麦粉100%の蕎麦で切るとき布を裁つようにして切るので裁ち蕎麦というようだ。                 広々した店内 他にはっとうとか蕎麦団子などのメニューもあり、はっとうというのを食べてみたかったが、お腹いっぱいになりそうだったので我慢した。 山・温泉・蕎麦と豊かな自然の恵みを満喫し、桧枝岐歌舞伎に魅了された一日だった。

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