山への情熱　音楽への愛

9月22日日曜日。連休の中日。朝から強風が吹いて生ぬるい空気がとても不快な一日だった。ただ雨はパラパラ程度だったので家事をかたずけた後は藤崎方面に10000歩ルートのウォーキングに出かけた。
早く歩けないのでノロノロ歩いて住宅地の一角に来た時、フェンスに巻き付いているひょうたんの実を見つけた。以前からここになっていたのだが実がすっかり大きくなって目立ってきた。6個位ぶら下がっていて、見ていて楽しかった。
　
急ぐ必要もなかったので遠回りして中央図書館に行ってみたら、いつもより人が少なく閲覧室も空いていて開放感があった。椅子にゆったり腰かけて「山と渓谷」「婦人公論」「ランドネ」「壮快」など何冊も雑誌を読んだ。
山と渓谷の柏澄子さんの「凪の人」や谷山宏典さんの先月K2で遭難意死した中島健郎・平出さんの追悼文など読み応えのある企画があってじっくり読んだ。
　
　　　柏　澄子さん「凪の人」　　　　　　　　　　　谷山宏典さん「K２西壁の彼方に」
この山野井泰史さんと妙子さんが一緒に暮らし始めた奥多摩の生活を知る写真がすごく良い。電気炊飯器ではなくお釜で炊くご飯、炬燵と兼用のテーブルで慎ましいけど手作りの食事をする若い二人、何だか昭和のドラマのワンシーンみだいだ。心温まるものを見せてもらった。