和裁-完成-
紬の着物を縫い終えました。型紙作り・裁断を経て、23日頃から縫い始めたと思うので10日ほどで仕上がったことになるのでしょうか。昨日までに裁縫を終えていましたが、今日一日かけて縫い代の処理をすませました。できるかぎり縫い目が表に出ないように。裏の目に見える範囲にも出ないように配慮をして縫いました。襟と袖が難しく、それでも表から見ても裏から見ても縫い目が目立たないようにできました。縫い目はできるだけ細かく・・その方が丈夫に仕上がると思えたので・・。 縫い代処理で上下の布を縫い合わせる場合、下の布は縫いめの際を。上の布は2ミリほど手前を縫います。こうすると縫い目をかくすことができます。縫い代にミミまで使ってしまっている部分や縫い代の短い部分は、それを隠すように共布を足して、三つ折りできるようにして縫っていきました。袖は肩のてっぺんにあたるところから時計と反対?(右から左)にぐるり。脇までいくと肩がズレないように反対側は布の向きを変えて、もう一度肩から縫っていきました。袂の角はごわごわにならないように切り込みを入れて配慮。袖は裏返してしまえば縫い代が見えなくなるので、普通は縫い代処理はいらないのでしょうが、私の場合、サイズギリギリで裁断し、ミミが白く出てしまっているので、羽織る時に見えるのは格好悪かろうと縫い代に黒い共布を使って、やはり白い部分を隠しました。あと、脇・肩首の△ポイント・腰あたりの縫い合わせ部分など、負荷がかかるところを特に丈夫になるように配慮。ふ~。たぶん、かなり頑丈に仕上がったと思われます・・がどうでしょう。裁縫なんて全くの初心者。ミシンは使えませんw 使えるけど(たぶん)えらいことになると思われる。高校の家庭科でミシンを使ってスカートを作ったのですが、タイトにしたスカートはぱんぱん窮屈すぎて履けませんでした(笑)。水色のキレイな布だったのに残念。あと3センチ余裕を持って縫うか、、ウエスト・ヒップ3センチ痩せるかしたらなんとかなったのだろうけれど。。あれ以来、裁縫はできるだけ関わらないように生きてきたのですが(笑)特に和裁なんてやったこともないのだから、本当は和裁の本などに目を通した方がよかったのでしょう。"見なきゃ"・・と思いつつ思いつつ、結局何も見ずに突っ走りました・・か^^;唯一見たのはお地蔵さまに借りたサイズのあう絽の単衣。このサイズを測って、型紙を作成しました。そんなで失敗なく(たぶん)仕上げられたのは、奇跡に近いな~と思いつつ苦笑い。ほっとしました。写真は襟と前身ごろ胸部分の縫いつけです。裏側。紬は縫いやすかったです^^@完成画像はまた今度。着てもらう人に一番に見てもらいたいので、ごめんなさいです。明日、洗い・アイロン掛けをして本当の完成。って、日付が変っていますので、今日ですね。ひとまず、おやすみなさい。。。1日 一部修正しました。